１１月１日（日）に東京競馬場で行われる天皇賞（秋）に出走を予定しているスピルバーグについて北村宏司騎手のコメントは以下の通り。

「前走の毎日王冠では久々ながら調教は順調にこなしていました。しかし、レースでは思ったように脚を繰り出すことが出来ませんでした。使われての上積みを期待しながら中間乗ってみて、相変わらずのところはあるもののプリンカーをつけたりして調教をやり、使った分の気配の上向きはあります。
今朝の追い切りは僕が乗って、坂路で併せて５５秒１という時計でした。走りやすい馬場だったところはありますが、いい動きでした。去年はわざと下げてレースをしたわけではありません。スタートでもう少し出てくれたらとは思いましたが、頑張って最後にいい脚を使ってくれました。今年も去年と同じような形になるか分かりませんが、当日の枠順や天気を考えながら柔軟に乗りだいと思っています。そして最後まで頑張って脚を使ってくれたらいいと思っています。そのためにも僕がうまくこの馬を誘導していきたいです。」

（取材：小林雅巳）