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 25日(日)に京都競馬場で行われる第76回菊花賞(GI)に出走するスティーグリッツ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)について、追い切り後関係者のコメントは以下の通り。

●スティーグリッツについて友道康夫調教師
「(500万、1000万と連勝して)何とか菊花賞に出したかったのでホッとしています。前走も坂を上ってからしぶとかったですね。骨折から復帰して3戦目で500万を勝って連勝できましたが、良い感じで牧場から帰って来て、使うたびに良くなっています。

 先週しっかり追っておいて、今週は単走で息を整えるくらいにしましたが、動きも良く見えましたし、乗っていた助手も具合は良いですよと言っていましたし、ここを目標に体もシャープになったと思います。京都は萩ステークスで経験していますし、3000mでも折り合いがついてスタミナがあるので心配はしていません。元々デビュー前から距離はもちそうな感じだったので1800mの新馬戦から使いましたし、距離に関しては問題ないと思います。

 3000mと言っても、今の京都ではあまり後ろからでは届きにくいと思うので、中団より前あたりにつけられればいいかなと。瞬発力があってなおかつその脚を長く使えるのが武器なので、3コーナーの坂辺りから徐々に仕掛けていって...というイメージはあります。相手なりに走れて、今回は長距離なので、十分に勝負になると思います。

 (内田騎手とのコンビも魅力的ですね、という問いに)前走で引き上げてきたとき内田騎手が『2戦2勝!』と言っていたので、何のことだろうと思ったんですけど(笑)、今度は3戦3勝ですよということだったみたいです(内田博幸騎手はこれまで菊花賞は2008年オウケンブルースリ、2012年ゴールドシップと2度騎乗していずれも勝利)。本人も菊花賞は相性がいいと言ってくれていますから。

 春のクラシックには出られませんでしたが、最後の一冠がこの馬には一番合っている舞台だと思います。デキは最高に良いので、応援をよろしくお願いします」

(取材:大関隼)

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