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 18日(日)に京都競馬場で行われる第20回秋華賞(GI)に出走するタッチングスピーチ(牝3、栗東・石坂正厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●タッチングスピーチについて石坂正調教師
「今朝も併せ馬でしっかりと追い切れましたし、良い状態ですね。夏を境に強くなったな、と思っていましたが、前走は思った以上の強さでした。パドックで見ていてもどっしりしていて、春先より落ち着いていました。

 (成長の要因は?という問いに)時間でしょうね。馬には走れる時期というものがありますし、そこへ行くまでにこの馬には時間が必要だった、という事なのでしょう。札幌で500万下を走る時には明らかに馬が変わって、良くなっていましたし、通用するんじゃないかなと思っていましたが、そのままローズステークスでも結果を出してくれるとは...。もちろん結果を出してくれればいいな、とは思っていましたが、ビックリしました。

 今朝は単走でもいいくらいの仕上がりでしたが、大一番ですし、馬に気合いが入るように併せ馬をしました。ルメール騎手とも話しましたが、追い切りが終わってすぐに息が入ってリラックスしていましたし、前回の追い切りの時と同じような感触を持ってくれたんじゃないかな、と思います。

 (京都内回りコースについて)一気にここまで上がって来ましたし、最近2走を見れば後ろから行く馬ですから合っているとは言えないと思いますが、地力強化が著しい今なら届いてくれるのでは、という期待を持っています。本当にここに来て急激に強くなって、前走もGI馬相手に勝てましたから、秋華賞馬になれる馬だと思っています」


●タッチングスピーチについてクリストフ・ルメール騎手
「ローズSは、とても良いレースが出来ました。武さんの馬(トーセンビクトリー)の後ろでリラックスして走っていましたし、ラストもいい脚を使ってくれました。レースでは初めて乗りましたが、その前に札幌で良いレースをしていましたし、リラックスしていたのがよかったと思います。

 オークス馬に勝てたのは自信になりましたが、休み明けで100パーセントではなかったはずですし、秋華賞ではしっかりと仕上がってくるでしょうから、頑張りたいですね。

 京都の内回りは直線が短いですが、札幌でも勝っていますし、心配していません。ペース次第だと思いますが、もう少し前で競馬が出来ればいいですね。タッチングスピーチには十分チャンスがあります。GIを勝てる馬です。ぜひ応援してください」

(共同会見より~取材:大関隼)

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