18日(日)に京都競馬場で行われる第20回秋華賞(GI)に出走するディープジュエリー(牝3、美浦・国枝栄厩舎)について、追い切り後の国枝栄調教師のコメントは以下の通り。
「ローズSでは久々という事もあったのか、位置取りは良かったと思いましたがちょっと掛かっていましたね。前半で折り合いを欠いた分が、最後の伸びに影響したのでしょう。
レースの後はすぐに栗東へ入って、馬としては楽だったのではないでしょうか。状態もいい感じに回復してきました。春先には能力がありながら競馬をわかっていないような部分がありましたが、ここへ来て成長して体もシャープになってきましたね。
今週の追い切りは栗東に一緒に来ているホワイトエレガンスと併せ馬で、ディープジュエリーが後ろから追いかける形でした。ホワイトエレガンスの方はもうできているので軽めに、この馬は終いを伸ばすようにしましたが、ホワイトエレガンスの動きが良すぎた印象ですね。この馬も終いは伸びていたんですが。
(レースに関して)道中リラックスして、終いを生かせれば。うまく折り合える位置で運べればと思います。最後の一冠ですし、いい状態で送り出して、良い競馬が出来ればと思います」
(取材:大関隼)