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 今年前半は重賞を6戦して4勝。最後はGI宝塚記念まで勝ってしまう大活躍をみせたラブリーデイ。
今朝はウッドチップコースに入り、先週同様目標の馬を前に置いて内から一気に抜き去る形の調整。好調な仕上がりをアピールした。

 最終的なハードなトレーニングの前日水曜日に関係者の話を聞いた。

●ラブリーデイ(池江泰寿調教師)

◎宝塚記念でGI初制覇でした。レースを振り返ってください。
ちょっと馬場が重たかったので硬い馬場を得意にしているラブリーデイにとってちょっと不利になるのではないかと思ったのですが展開やペースに恵まれて何とか勝つことができたのではないかと思っています。

◎デニムアンドルビーが追い上げてきましたがゴール寸前はどんなお気持ちでしたか?
川田!と絶叫していましたね。ゴールの瞬間は勝てたと思いましたけどね。

◎レース後はどのような様子でしたか?
レースの後はタフな馬でそんなに疲れていなくて札幌記念も使えるぐらいピンピンしていましたけれど、一応GIを買ったということでノーザンファーム信楽で夏休みを取っていました。

◎こちらに帰ってからの馬の様子はどうだったでしょう?
週に1回はノーザンファーム信楽で見ていたのですが、ちょっと楽をさせた分、体も立派に成長して筋肉隆々でダート戦でも使えそうなぐらいの体でした。数字的にはそんなに変わらないですが肉付きは良くなってきましたね。

◎馬体も成長して精神面も成長を感じる部分はありましたか?
もともとしっかりした馬だったのですが、春に関して言えば折り合いに進境が見られたと思いますし、引き続き秋もしっかり折り合いがつくのではないかと思っています。

◎上半期で重賞4勝と強いところを見せましたね。何が変わったのでしょう?
折り合いがつくようになったのが強みだと思いますし、馬体もどんどん成長していますね。

◎1週前の追い切りで馬の状態はどうだったでしょう?
2週前は少し動きが鈍かったのですが、そこで気合いをつけてもらったおかげで先週はこの馬らしい動きになってきました。

◎先週はジョッキーが乗りましたが何か言っていましたか?
変わらずいい意味で変わっていないけれどいい感じで仕上がっていると言っていました。

◎今回は舞台がまた京都に変わって距離も伸びますがこの点についてはどうでしょう?
京都開幕週の硬い馬場は合うと思いますが、距離が2000メートル前後がベストなので少し距離が長いような感じもあります。能力と状態の良さでカバーできないかなと思っています。

◎今回はどのようなレースを期待されますか?
次の天皇賞に繋がるような競馬ができればと思っています。

◎あらためて応援するファンの皆さんへメッセージをお願いします。
いつも一所懸命頑張ってくれるのでファンの皆様の声援のおかげだと思いますので今回も応援を宜しくおねがいします。

(取材:佐藤泉)

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