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 万馬券を愛する皆さん、秋です。実りの秋らしく先月9月は素晴らしい大万馬券が生まれました。またWIN5では歴代最高、レコードがマークされました。穴党にとっては十分楽しめた1カ月だったと言えるでしょう。早くも10月となりましたが、思えば短い夏だった、あの8月の万馬券を振り返ります。8月に出た100万超の万馬券とWIN5のレースの実況担当者は以下の通りです。

8月 2日(日)新潟・3レース 3連単916万90円(実況担当・米田)
8月 2日(日)小倉・国東特別 3連単101万2160円(実況担当・大関)
8月 8日(土)札幌・帯広特別 3連単171万9170円(実況担当・山本直也)
8月22日(土)札幌・小樽特別 3連単265万9580円(実況担当・木和田)
8月23日(日)小倉・3レース 3連単449万1900円(実況担当・中野)
8月30日(日)小倉・1レース 3連複105万7590円(実況担当・舩山)
8月30日(日)小倉・1レース 3連単140万230円(実況担当・舩山)
8月30日(日)小倉・1レース 3連単140万230円(実況担当・舩山)

★8月 2日(日) クイーンS&アイビスSD
新潟 10R(2番人気)・11R(1番人気)           ...小林アナ
小倉 10R(1番人気)・11R(5番人気)           ...大関アナ
札幌 11R(7番人気)                     ...舩山アナ
<払戻金> 1082万3530円

★8月 9日(日) 小倉記念&レパードS
新潟 10R(3番人気)・11R(1番人気)           ...木和田アナ
小倉 10R(2番人気)・11R(6番人気)           ...檜川アナ
札幌 11R(3番人気)                     ...小林アナ
<払戻金> 39万6100円

★8月16日(日) エルムS&関屋記念
新潟 10R(5番人気)・11R(2番人気)           ...小塚アナ
小倉 10R(3番人気)・11R(5番人気)           ...檜川アナ
札幌 11R(2番人気)                     ...木和田アナ
<払戻金> 342万3540円

★8月23日(日) 札幌記念&北九州記念
新潟 10R(3番人気)・11R(7番人気)           ...小林アナ
小倉 10R(1番人気)・11R(2番人気)           ...大関アナ
札幌 11R(5番人気)                     ...舩山アナ
<払戻金> 446万5670円

★8月30日(日) キーンランドC&新潟2歳S
新潟 10R(6番人気)・11R(1番人気)           ...中野アナ
小倉 11R(5番人気)                    ...佐藤アナ
札幌 10R(1番人気)・11R(8番人気)           ...小塚アナ
<払戻金> 666万6080円

 お盆を過ぎてからは雨が多く、今年の夏は短かったと言えますが、万馬券はなかなかのものが出ました。8月の月間MVPは、米田アナです。916万馬券はインパクトがありました。彼は6月中旬からレース実況を再開したのですが、いまだ週に4つのレースを実況するだけとなっています。それでも実況機会が少ないながら900万オーバーを実況したのですから、この秋も大活躍してくれるのでは、と期待したくなります。
トータルでは山本直也アナが首位の座をキープしています。8割4分8厘と高い打率を維持しています。その後は変化があり、2位は中野アナとなりました。8割3分1厘として4位から浮上しています。3位が8割2分8厘の木和田アナ、その後は私小林が8割1分6厘で続いています。
殿は山本直アナで変わりはありません。7割4分5厘です。彼も米田アナと同じで週に4つのレースを実況しているのですが、4打数4安打ということがあまりありません。固め打ちが出来ないので打率を上げることが出来ないのです。そしてブービーは、大関アナとなりました。ついに定位置にきたか、という感じです。彼は、今季は好ダッシュを決めて1月と2月はリーディングのトップに立っていたのです。しかし、月日が経つにつれて順位を落とし、9月は30打数20安打でトータル7割6分でブービーとなってしまったのです。まるで●浜D●N●のようです。また、参考記録扱いとなっている米田アナですが、彼も6割3分6厘でという極めて低い打率になっています。つまりリーディングではラジオNIKKEIの若い3人が揃いも揃ってさえない状況となっているのです。なんということでしょう!彼らが実況する時はあまり万馬券を期待しない方がいいかもしれません。
さて、万馬券愛好家の皆さんは、『持っている人』ですか?人は2つに分類されます。『持っている人』とそうではない、持っていない人に分かれるのです。私はもちろん持っていない人間です。それを痛感した出来事がありました。あれは秋競馬初日のことでした。
私は秋競馬の開幕週を阪神競馬場で迎えました。初日の9月12日土曜日の阪神の全レースが終了して、いつものようにヤラれていた私は中山の最終12レースで逆転を狙いました。中心は4番人気の松岡騎手騎乗のシゲルカゼノボン。先行する馬です。開幕初日の馬場では行った馬は止まりません。まして1枠1番という絶好の枠順で、これは3着までには残るだろうと考えてシゲルカゼノボンを3連複の中心にした馬券でした。そして相手を考えた時に8番人気のサダムリスペクトが気になりました。騎手は吉田隼人騎手。私は不思議とこの騎手とは相性が良く、しかも彼は最終レースに強いという印象を持っているのです。ピンときました。このサダムリスペクトから買うか、と。迷いました。常識からすればやはりシゲルカゼノボンでしょう。この内枠で先行して残る、残るだろう...。結局私はシゲルカゼノボンを中心にしたのでした。
レースは3番人気のハナフブキが勝ちました。期待したジケルカゼノボンはハナを切ることは出来ませんでしたが、直線でも3着はあるかと思わせる走りでした。「まつおかぁ~、我慢!」と叫ぼうとした時、一気に追い込んできた馬がいました。それはサダムリスペクトでした。ゴール前でサダムリスペクトはシゲルカゼノボンと同じように先行していたタタラを交わして2着に入りました。タタラが3着で、シゲルカゼノボンは4着でした。私は14番人気のタタラも相手として買っていたのです。タタラは今活躍中の若手の石川騎手が乗っていたからという理由で買っていました。馬券はハズレました。4連複だったら的中だったのですが...。
そして、3連複の払戻金を見て大きなショックを受けました。なんと16万1070円!めまいがして阪神の放送席で倒れてしまいました。ああ、サダムリスペクトからの馬券にしておけば16万をゲット出来たのに!二つに一つ、どちらを選ぶのか、その2分の1の勝負に私は負けたのです。この勝負弱さ、自分でも呆れてしまうほどです。
私は『持っている人』ではありません。このようなレースをキッチリとモノにする人が『持っている人』なのでしょう。その人達は何を持っているのか?それこそ「才能」というものなのかもしれません。私もいつかは、いつかは『持っている人』のようになりたい...そう思って毎週挑戦しているのですが、厳しい現実に跳ね返されてばかりいます。最後に私の好きな言葉を書いておきます。そしてこの言葉を噛み締めつつ残り3カ月をしのぎたいと思います。
『悩みつつ、なお彷徨い歩け。この世は巡礼である。』

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