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 大井競馬場(天候:雨 ダート:稍重)で行われた第12回レディスプレリュード(第11競走・3歳以上・牝馬・JpnII・1着賞金3100万円・ダート1800m)は14頭が出走した。
レースは大井のブルーチッパーが逃げ、4番人気となったJRAの3歳馬ホワイトフーガが2番手につけ、内を進んだ3番人気のJRAのトロワボヌールが3番手となり、そのすぐ外に2番人気のJRAのサンビスタが4番手につけた。その後にJRAのアーバンレジェンドが5番手につけ、1番人気となったJRAのアムールブリエは中団となった。3コーナーを回ってサンビスタが外を回って先に仕掛け、4コーナーではホワイトフーガと並んだ。そして直線ではサンビスタが抜け出してゴール前でホワイトフーガを交わしたトロワボヌールに2馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分50秒2。勝利騎手はJRAの岩田康誠。1馬身差でホワイトフーガが3着となり、アムールブリエは追い込んだものの4馬身も離された4着に終わった。5着は北海道のサンバビーン。大井のサイモンガーランドと大井のソーミラキュラスの2頭が競走中止となった。
サンビスタは、父スズカマンボ、母ホワイトカーニバル(その父ミシル)という血統の牝6歳黒鹿毛馬。JRA栗東・角居勝彦厩舎の管理馬。4月の船橋のマリーンカップ以来の勝利で重賞は5勝目。通算成績は26戦10勝(中央競馬では16戦5勝)となった。

~レース後の関係者のコメント~

1着 サンビスタ(岩田康誠騎手)
「馬が落ち着いていて、ゲートの中の駐立も良く、自信を持って乗れました。前回の敗因が早く仕掛けすぎたところにあったので、その点を注意して乗りました。ラスト300メートルから追い出して、後ろから来ないのも分かっていました。これだけ走れて当然の馬です。」

2着 トロワボヌール(戸崎圭太騎手)
「負けはしましたが、休み明けでいいレースが出来ました。どんなレースでも対応出来て、いい馬です。右回りは気になっていましたが、上手に走ってくれました。」

3着 ホワイトフーガ(大野拓弥騎手)
「3歳なのでいろいろと経験させようと思っていました。ペースが遅かったので、向正面では力みましたが、直線では真っ直ぐ走れていました。モタれたりするところはありますが、前走を使ったことで具合が良くなってきました。今日の感触は良かったです。」

4着 アムールブリエ(浜中俊騎手)
「ペースがゆっくりだったので向正面で外に出して早目に動きましたが、3コーナーでペースが上がってからズブい面を見せてモタモタしてしまいました。ベストの距離は2000メートル以上だと思います。今日は忙しい印象がありました。」

5着 サンバビーン(岩橋勇二騎手)
「返し馬では雰囲気が良かったです。頑張ってくれました。今度地元に戻って相手が強くなった時にこのような競馬が出来れば楽しみです。」

(取材:米田元気)

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