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 10月4日(日)中山競馬場で行われる第49回スプリンターズステークス(GI)に出走予定のフラアンジェリコについて、追い切り後の斉藤誠調教師のコメントは以下の通り。

「今朝は、北村宏司騎手に一度感触を確かめてもらうために、跨ってもらいました。体はできていますし、間隔も詰まっていますから、単走で終いを確かめる指示で追い切りました。年をとり、ズブくなっているので、彼の抱いていたイメージとは違っていたみたいです。やはり、跨ってもらって良かったと思います。

 前走は思い描いていたレースではありませんでしたが、田辺騎手がうまく乗ってくれましたし、中々見られない末脚でした。元々、この馬は晩成だと思っていたところ、結果が伴ってくれて嬉しいですね。兄(オレハマッテルゼ)は6歳でGI、重賞を勝ったように、この馬も7歳でやっと本格化しました。

 今まで、意外性で好走していますから、1200mもこなしてくれないかなと思います。1200mで追走ができれば、あの末脚を使えるのではと思います。

 とにかく意外性に賭けるしかないですね。体調は万全なので、自信を持って臨めますし、人気も無いでしょうから、気楽に乗れると思いますし、チャレンジャーとして、ぶつかっていく気持ちで、頑張りたいですし、頑張ってもらいたいと思います」

(取材:中野雷太)

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