阪神8Rの阪神ジャンプステークス(障害3歳以上GIII・芝3140m)は1番人気オースミムーン(高田潤騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分31秒9(良)。1馬身1/4差の2着に2番人気マキオボーラー、さらに5馬身差の3着に9番人気ミヤコデラックスが入った。
オースミムーンは栗東・松下武士厩舎の6歳牡馬で、父アドマイヤムーン、母レディクライマー(母の父リアルシヤダイ)。通算成績は29戦7勝。
~レース後のコメント~
1着 オースミムーン(高田潤騎手)
「今日はポジションなどは考えず、折り合いをつけることだけ考えて乗りました。ペースは遅かったのですが、勝負どころまでゆったりと走らせました。向正面までいいリズムで行って、残りの障害が3つぐらいになったところで出していきました。最後の直線では遊んでしまい、マキオボーラーに差を詰められましたが、来たら来たでいいと思っていたほど余裕がありました。今日は省エネでレースができたので、次が楽しみです」
(松下武士調教師)
「人気が人気だっただけに勝ててホッとしました。状態を見てから、オーナーと相談して次を考えますが、行けたら来月の東京ハイジャンプですね。相手がかなり揃うようですが、楽しみです」
2着 マキオボーラー(平沢健治騎手)
「道中は楽に行けて、レースはしやすかったです。馬の状態は絶好調というわけではなかったのですが、それでもよく踏ん張っていたと思います。次はもっとよくなります」
4着 メイショウアラワシ(森一馬騎手)
「この馬に乗せてもらったのは今日で3度目でしたが、乗せてもらうたびによくなっている感じです。今日は楽について行けましたし、飛越もとても上手です。スピードが求められるコースより阪神のように飛越のうまさが生きるコースの方がいいです。これからもっとやれる馬だと思います」