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 20日(日)に阪神競馬場で行われる第33回ローズステークス(GII・芝1800m)に出走するレッツゴードンキ(牝3、栗東・梅田智之厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

○レッツゴードンキについて梅田智之調教師
「オークスは1番枠で最初にゲートに入ってからだいぶ待たされたので、そこで調子が狂ってしまったのかなと。そこから出遅れて、引っ掛かってしまいましたから、全く力を出し切れませんでしたね。負けたけど逆によくあそこまで持ったな、と思いました。

 オークスで仕上がっていましたから、レース後はかなりダメージがありました。夏場は馬体を戻して、リフレッシュさせるために北海道に放牧に出しましたが、体がなかなか戻りませんでした。函館競馬場に入れた段階ではオークスからそんなに増えていませんでしたが、そこから乗り出して、栗東へ戻して調整していくと馬が自分で体を作ったというか、良い意味で馬体重が増えてきましたね。プラス体重で出せるくらいふっくらして、良い状態です。

 春のチューリップ賞の時もそうだったのですが、一度(トレセンの)外へ出すと気が抜けるのかガタッと来るのか...落ちるところまで落ちるような感じなので、そこから戻しながらの調整になるのですが、春先よりは良くなっています。

 精神的にはリフレッシュされていますし、あとはレースへ行ってのやんちゃな面がおさまってくれれば良いですね。普段は大人しいし、調教でもかかったりすることは無いのですが、速いところへ行くとスイッチが入るような感じです。ただ、そのくらいでないとレースでは走ってくれないとも思いますし、そこは許容範囲でしょう。

 今朝は坂路で、もう少し遅いタイムでも良かったのですが、無理して出したわけでもないですからね。それだけ元気と考えればいいのかなと思います。体にはまだ余裕はありますが、恥ずかしくない競馬は出来ると思います。

 コーナー2つで1800mという条件は持ってくれると思いますし、オークスよりは走りやすいでしょう。理想は好位で折り合って...となるのでしょうけど、そこは馬に聞いてください、というところですね。自分のリズムで走れれば、前からでも後ろからでも良い結果が出ると思っていますから。桜花賞を勝てましたが、オークスでは期待を裏切ってしまったので、秋はまた強いところを見せたいと思っています」

(取材:大関隼)

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