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 21日(祝・月)に中山競馬場で行われる第69回セントライト記念(GII・芝2200m)に出走するサトノラーゼン(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

○サトノラーゼンについて池江泰寿調教師
「(ダービー2着を振り返って)年末からずっと使い詰めでしたが、体力がある馬でダービーも良い状態で出せましたし、折り合いが難しい馬ですが岩田騎手がバッチリ折り合いをつけてくれましたね。折り合えば、あの距離でもしぶとい先行力で踏ん張れるなと確認できました。

 ダービーのあとも元気で、宝塚記念に使おうか考えたくらいですが、秋を見据えてノーザンファームしがらきで夏休みに入ってリフレッシュさせました。線の細かった馬ですが20キロくらい体重が増えて、ちょっと立派過ぎるくらいになりました。

 1週前は久々ということもあったのかテンションが高くて、乗っていた岩田騎手も折り合いをつけるのに苦労したみたいですが、1回サッとやればガス抜きができて折り合えるんじゃないか、という話はしていました。今週も確認のため乗ってもらいましたが、折り合いに関しては先週よりついていましたし、タイム的にも満足できる内容でしたし、態勢は整ったと思います。前に1頭馬を置いて追いかけて、最後の100mで併せる形でしたが良い動きでした。馬体に関しては、ふっくらというよりは筋肉量が増えて逞しくなった印象ですね。

 今回も、折り合いがどうかでしょう。折り合えばダービーのように2400mでも許容範囲ですから。元々叩き良化型で、未勝利を勝つにも時間がかかっていましたから、ここを使って馬体もさらに良くなって、折り合いもついて、3000mの菊花賞へ向けて良い見通しがつくレースをしてくれればと思います。ダービーでは皆さん驚いたと思いますが(笑)、折り合えば力はこの世代でもトップクラスだと思いますし、何とか最後の一冠を取らせたいです。ぜひ秋初戦に注目して頂ければと思います」

(取材:大関隼)

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