21日(祝月)に中山競馬場で行われる第69回セントライト記念(GII)に出走するタンタアレグリアについて、管理する国枝栄調教師のコメントは以下のとおり。なお、追い切りは17日に行われる。
「まだまだ成長途上だったんですけど、トライアルからダービーへ出走できて、7着というところで、よくがんばってくれたのではないかと思います。一度北海道へ戻して、山元トレセン経由で戻ってきました。少し大人びて、心身ともにしっかりしてきたかな、と思います。
馬体重はそれほど変わらないんですけど、筋肉は乗ってきたかなと、力強さを感じます。(精神的には)元々あまり前向きでもないのですが、落ち着きが出てきたかなと思っています。
(1週前の追い切りでは)馬を前に置いて、気持ちを高めるような調教をしました。
(中山コースについて)外回りなので、馬もだいぶしっかりしてきたので、ちゃんと走ってくれるのではないかと思います。右回りも問題ないと思いますし、いいところを見せてほしいと思います。
長ければ長いほどいいのではないかと思ってますし、2200mもいいでしょう。適当に力を抜いて走ってくれる馬で、そういったところが向いているのではないでしょうか。菊花賞に向けて格好をつけてくれればと思っています。よろしくお願いします」
(取材:山本直)