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 13日(日)に中山競馬場で行われる第60回京成杯オータムハンデ(GIII)に登録をしているアルビアーノ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)について、木村哲也調教師のコメントは以下の通り。

(ここまでの戦いぶりを振り返って)
「年明けてから使い出して、詰めた間隔でも馬は頑張ってくれました。なおかつ、結果を出してくれたので、本当に頭が下がる思いでした。最後は少しだらしない競馬を一回してしまったので、そこだけは自分自身で葛藤するところですが、馬は本当に頑張ってくれました」

(中間の調整について)
「前走の関東オークスが終わってから、すぐ福島のノーザンファーム天栄に移動しました。そこでも休ませることなく、コンスタントにオーソドックスに乗り込んできています。
この3ヶ月の間で馬自身の体つきが成長してくれて、一回り大きくなって帰ってきてくれたなというのが第一印象です。どっしりとして落ち着いて、器が大きいなといつも通り感じています。
馬を信じて、一つ上のきつい調教をしていると自分の中では思っています。わりと長めで追い切ったり、中間の内容なども詰めた調教をしたりしています」

(ウッドチップコースでの最終追い切りについて)
「今日はあいにくの天候だったので、時計がかかって、動きの質を求めるのは少し厳しいとは思っていました。乗り手には、最後まで走り切らしてくれというリクエストはして、そのイメージ通りには何とかやってくれたなと思っています。馬も応えてくれたと思います。とにかく走り切ってくれたので、見栄えは悪いですが、大丈夫ではないでしょうか。馬の成長だったり、それに至るプロセスでの乗り込み量だったりを含めて、順調に来ているのではないかと、自分では思っています」

(中山芝1600mについて)
「意識しているわけではありませんが、中山は実績があります。小脚も使えるし、枠順の有利不利は仕方ありませんが、別に不安要素はないと思っています。
未だにダートが駄目だとも思っていませんが、実績がありますので、芝で良いのではないでしょうか。
逃げることをジョッキーにリクエストするつもりは全然ありません。スタートを切って、周りを見ながら、馬のリズムで走らせて下さいということを、いつもと変わらずに言うつもりです。
この天気でどうなるでしょうか。当日になってみないと何とも分かりません。
ごつい馬がいっぱい出てきます。うちの馬はあくまでチャレンジャーですから、何とかそういう馬たちにぶつかっていってほしいです。
いつもどっしりとして、気持ちに安定感があるところが長所ではないでしょうか。競馬に行ったら行ったで、真面目に走ってくれるところですね。
秋競馬が始まりますが、ここで何とか良いスタートを切って、アルビアーノにとって充実した秋になるように後押ししていきたいです」

(取材:米田元気)

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