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JRAは、去年9月中旬に美浦トレーニングセンター内でゲタウイルス感染症の陽性馬が確認されたため、今年6月から発熱馬を対象に疫学調査を実施していたところ、8月中に発熱した32頭について7頭陽性が確認されたと発表した。

ゲタウイルス感染症はウマからウマへの直接の感染はなく、陽性馬は全て数日で良好に回復していることから、競馬開催への影響はないものと考えられる。JRAでは、両トレーニングセンターで今後も疫学調査を継続するとともに、ワクチン接種の継続と感染の原因となる蚊の駆除を強化して対応するとしている。

※馬のゲタウイルス感染症とは
馬のゲタウイルス感染症は、ゲタウイルスの感染によって起こり、感染後1~3日で39度前後の発熱を示す。感染馬の多くは解熱後に発疹や下肢部の浮腫が見られることもあるが、予後は良好である。また、ウイルスはキンイロヤブカやコガタアカイエカが主に媒介し、これら媒介蚊の活動時期である夏から秋にかけて発生するとされる。

(JRAのリリースによる)

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