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新潟8Rの第17回新潟ジャンプステークス(障害GIII、3歳以上、芝3250m)は8番人気ティリアンパープル(金子光希騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分29秒7(稍重)。1馬身3/4差2着に2番人気グラッツィア、さらにクビ差で3着に1番人気エーシンホワイティが入った。

ティリアンパープルは美浦・金成貴史厩舎の5歳牝馬で、父ジャングルポケット、母メイクヒストリー(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は22戦2勝。

~レース後のコメント~
1着 ティリアンパープル(金子騎手)
「久しぶりに乗って、ここまで馬が変わるものかと実感しました。なるようになれと思いながら追い切りました。調教師からは、大事に馬を推進させていくように、と指示されていました。ゲートは速くありませんでしたが、人気馬をピッタリとマークしていました。内がポッカリ空いていましたが、エーシンホワイティを負かしにいかないと、と思い、前2頭に並べて行きました。3~4コーナーにかけては渋いところがありましたが、思い切って気持ちを前々へと持っていけました。元々は主戦だったのですが、ワンチャンスをくれたオーナーに頭が上がりません」

(金成貴史調教師)
「勝負事なので最後まで分かりませんでしたが、4コーナーに入るあたりでは何とかなるかなと思いました。前を捉えられる位置にいて、末脚もしっかりしているので、最終障害を飛んでくれればという思いでした。以前は弱いところがあったのですが、ひ弱なところがなくなり、気持ちがどっしりとして、体も牡馬のようにしっかりしてきました。なかなか牝馬でこういう馬には巡り合えないものです。オーナーに感謝します」

3着 エーシンホワイティ(北沢騎手)
「5月の新潟でのレースでは、3コーナーくらいから引っ張り切れない手応えでした。しかし、今日はガッチリと他に挟まれ、プレッシャーもかけられて、ガーッと来るものがありませんでした。余裕がありそうでありませんでした。本調子ではないのかもしれませんが、戻りつつあります。この競馬で負けたのですから仕方ありません」

4着 タイタン(植野騎手)
「惜しかったです。勝負どころで置かれてしまいました。ついて行ければ勝てたのですが、ついて行けません。ペース慣れが必要です」

5着 スマートリバティー(熊沢騎手)
「ペースが遅かった分、引っ掛かってしまい、その分、最後は甘くなってしまいました。全体的には上手に競馬をしてくれています」

6着 マイネルアダマス(五十嵐騎手)
「良かったです。ハナにこだわりはなく、折り合いのつく番手のポジションで競馬をしました。競り負けてしまいましたが、最後はまた伸びていました。走りもムキになりすぎていませんでした。メンバーが強い中、よく頑張ってくれました」

7着 タナトス(白浜騎手)
「ズブかったです。スムースに走れれば良かったのですが、押して押してという形でした。馬場が緩いとちょっとしたことで止めてしまう、繊細なところがあります。何もやり切れずに負けてしまいました」

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