３０日（日）に新潟競馬場で行われる新潟２歳ステークスに出走を予定しているヒプノティストについて奥村武調教師のコメントは以下の通り。

「今朝の追い切りはウッドコースでの併せ馬で、内を回ったので５１秒と時計が速くなりましたが良かったと思っています。先週乗ってもらったので今朝は柴田善臣騎手は乗っていません。あまりやり過ぎるのも嫌でしたから。
前走のデビュー戦の後は１日か２日ぐらいはテンションが上がりましたが、すぐ落ち着きました。この馬はまだ子供でやんちゃなところはありますが、走る時は行儀がよく、自分で予習してきたかのように上手に走ります。利口で、気持ちに余裕があるのが強みで、大人びたところがあります。体は前走の時よりはしまった感じになりました。
クロフネ産駒で体つきからマイルぐらいがいいのかと思うところはありますが、まだ距離については決めつけてはいません。今度のレースを見て考えてみたいです。厩舎ではじゃれてきたりしますが、扱いやすい馬です。カイバもよく食べて健康です。どんな指示にも対応してレースが出来ると思いますが、前走のようなレースが出来たらいいでしょう。今回でなくてもいずれ重賞は勝てる馬だと思っています。」

（取材：小林雅巳）