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 福島、中京、函館の開催が終了して、いよいよ夏競馬は第2ステージとも言うべき新潟、小倉、そして待望の札幌開催が今週からスタートします。その前に6月の万馬券を振り返ります。6月に出た100万超の万馬券とWIN5のレースの実況担当者は以下の通りです。

6月20日(土)函館・HTB杯 3連単115万3730円(実況担当・木和田)
6月28日(日)阪神・城崎特別 3連単177万2590円(実況担当・佐藤)

★6月 7日(日) 安田記念
東京 9R(3番人気)・10R(2番人気)・11R(1番人気)  ...小塚アナ
阪神 10R(3番人気)・11R(8番人気)           ...佐藤アナ
<払戻金> 1367万1980円

★6月14日(日) マーメイドS&エプソムC
東京 9R(3番人気)・10R(9番人気)・11R(2番人気)  ...木和田アナ
阪神 10R(11番人気)・11R(8番人気)          ...檜川アナ
<払戻金> 2億2885万6070円

★6月21日(日) 函館スプリントS&ユニコーンS
東京 10R(1番人気)・11R(2番人気)           ...山本也アナ
阪神 10R(2番人気)・11R(1番人気)           ...舩山アナ
函館 11R(4番人気)                     ...小林アナ
<払戻金> 9万3170円

★6月28日(日) 宝塚記念
東京 10R(1番人気)・11R(11番人気)          ...小塚アナ
阪神 10R(7番人気)・11R(6番人気)           ...佐藤アナ
函館 11R(7番人気)                     ...中野アナ
<払戻金> 1億7442万5160円

 6月はダメな月でした。あのヴィクトリアマイルの反動があったのでしょうか、5月とは対照的に100万超えはわずか2つだけという有様でした。このような状況で6月の月間MVPは「該当者なし」という結論になりました。選考委員会では「あのゴールドシップが大出遅れした宝塚記念を実況した佐藤アナはどうか?」という声もありましたが、宝塚記念の配当が100万を超えるものではなく、MVPにはあたらないということになりました。
リーディング争いでは上位の顔ぶれは変わりありません。山本直也アナが8割5分3厘でトップの座を守り、私小林が8割4分5厘で8割4分3厘の木和田アナと入れ替わって2位となっています。その後は中野アナが8割1分5厘で続いています。
そして殿とブービーも変わりがありませんでした。山本直アナがどうにもコンスタントに万馬券レースを実況することがなく、7割4分3厘で殿のままです。打率を上げたものの佐藤アナが依然として7割5分9厘でブービーとなっています。しかし、その後には変化がありました。大関アナが落ちてきたのです。彼は5月終了時には8割台をキープしていたのですが、6月は24打数12安打の5割とさえず、一気に打率を下げて7割6分6厘になってしまったのです。毎年のように殿となってきた大関アナは今年も「定位置」になってしまうのか、今後に注目してみたいと思っています。
さて、いよいよ夏競馬は舞台を移して残り6週です。今週は小倉で注目すべき夏競馬ならではのレースが行われます。それは2日(日)に行われる第5レースの「九州産馬限定2歳新馬・芝1200メートル」です。
フルゲートの18頭立てで、今年も「カシノ」と「テイエム」の冠名がついた馬がたくさん出てきました。カシノ○○○○という馬は6頭!テイエム○○○○という馬は4頭出走します。ただでさえ1200メートルで18頭というレースは実況するのが大変なのですが、これほど同じ勝負服の馬が多く出てくるレースはこの新馬戦だけで、毎年実況を担当するアナウンサーは苦労するのです。もしもゴール前でカシノの馬とテイエムの馬が6、7頭横に広がったら...これは考えるだけでコワイことです。しかし、担当は私ではないので、そうなったら面白いかも、なんて不届きなことを思ったりしています。
さぁ、万馬券を愛する皆さん、真夏のレースでアツい万馬券をゲットして長い夜を堪能しましょう。私はいよいよ来週札幌に行きます。ああ、ススキノが呼んでいる!!

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