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 26日(日)に中京競馬場で行われる第63回中京記念(GIII・芝1600m)に出走するカレンブラックヒル(牡6、栗東・平田修厩舎)について、追い切り後の平田修調教師のコメントは以下の通り。

「安田記念(7着)はこの馬のスタイルで先行する予定でしたが、ゲートをもさっと出る形になって、2完歩目くらいで躓いてしまいました。そこで武豊騎手は無理せずに後ろからに切り替えた、と話していました。本来の競馬の形でなくても最後は結構来ていたのは、出来の良さとこの馬の能力でしょうね。

 躓いた影響は全くなかったですし、安田記念のあとは一旦放牧に出して1か月くらい前に厩舎へ戻しました。そこから毎週追い切りをかけていますが、3週前くらいから結構良い時計が出るようになって、先週、今週と坂路で51秒台が出ましたから、かなり良い状態で来られたなと思います。

 今週の追い切りは秋山騎手に乗って貰いました。特に指示はしていませんでしたが、先週結構終いを強めに追ったので今日はもう馬なりで。それでいて坂路で51秒台ですから、それだけ状態も良いのでしょう。馬体もパンパンですから。

 (―中京は去年の金鯱賞以来で2度目)あの時は距離が長くてちょっと結果が出なかったんですが、左回りでGIを勝っていますし、回りに関しては全く心配していません。

 (ハンデ58.5キロについては)57.5キロでダービー卿チャレンジトロフィーを勝ちましたし、今年は58キロで小倉大賞典も勝ちましたからね。1キロ増えるとちょっと厳しいですが、0.5キロなら何とか出来の良さでこなしてくれると思います。

 荒れた馬場をそれほど苦にする馬ではないですし、極端な不良馬場になってしまうと斤量の事もあるので心配ですが、少しぐらいの道悪なら大丈夫だと思います。あとはいつものようにスタートさえ決めてくれれば。ハナにこだわる馬でもないですし、前々で運んでどれだけ粘ってくれるかでしょう。GIに使っても良いくらいの出来にありますし、頑張ります。ぜひ応援をお願いします」

(取材:大関隼)

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