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 期待馬ながら2勝目が遠く5月の条件戦でようやく2勝目を挙げたグリュイエールはウッドチップコースでの調整。
併走馬を遥か前に置いてそれを追いかける形だったが直線でしっかり捉えてのフィニッシュ。パワーアップを印象付けた。

 調教後の関係者のコメントは以下のとおり。

●グリュイエール(藤原英昭調教師)

◎500万条件戦は快勝でしたね。
重賞へという考えもあったのですが、とりあえず勝ちを狙ってということで東京競馬場まで行きました。あの時は東京競馬場の馬房がなくて美浦へ輸送してそこからまた東京へ輸送と結構馬もしんどかったと思いますが、そこでしっかり勝ってくれたというのは勝ちある1勝だったと思います。戸崎騎手も上手く乗ってくれて計算どおり勝ってくれたレースでした。

◎今度は重賞の舞台ですが。
早めに北海道に放牧に出して成長を促すという考えも在りましたが、オーナーと相談して、これが3歳の前半の重賞の最後ですから、3歳同士のレースを使ってから成長を促そうということになりました。

◎春の一連のレースはどう見てましたか?
やはり能力を発揮するだけの身体的な部分の歯痒さがありました。能力については確信はあったのですがそれを発揮させるためのそれぞれのパーツの部分で成長を待ちながらレースを使っていたのですが。ですから歯痒いレースが続いてましたね。

◎今回は福島へ輸送することになりますが?
秋であれば少しは自信を持って行けるのですが、でも以前に比べればクリアしてくれると思います。

◎どんなレースを期待されますか?
本当はダービーなどに出したかった馬ですが、叶わなかったので、秋になれば、まして古馬になればもっと走ってくる馬なので、教育しながら成長を促してというのが軌道に乗れば大成してくれる馬だと信じていますから、今回は頑張って欲しいですね。

(取材:佐藤泉)

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