【ラジオNIKKEI賞】(栗東レポート)~アンビシャス [News]
2015/07/01(水) 18:04
 ダービーのトライアル戦プリンシパルステークスを勝ちながらダービー出走を見送ってこのレースに臨むアンビシャスは馬場開場から10分ほどして坂路コースに登場。併走馬に負けない走りを見せた。

 調教後の関係者のコメントは以下のとおり。

●アンビシャス(音無秀孝調教師)

◎プリンシパルステークスを振り返ってください。
 前半は折り合いに専念して・・・と思っていたのですが、まああまり折り合っていないように見えましたけどね(笑)、最後はいい脚を使って勝ってくれたので何よりでした。

◎新馬、特別連勝の後、上位の成績をずっと残していますね。
 新馬、特別はこの馬の本来の形で勝つことができたのですが、その後はこの馬のレースができていなかったですね。共同通信杯はスタートが良すぎて前に行き過ぎる形で後ろの馬に目標にされました。その次の毎日杯では外枠でひっかかってしまって前で競馬する形で得意の瞬発力を発揮できなかった。この2回は乗り方に問題があったということだと思います。プリンシパルステークスはルメール騎手が思い描いたとおりに乗れたのではないかと思いますが。

◎レース後はどう過ごしたのでしょう?
 レースでちょっと走り過ぎたということはありましたね。気がいい馬なのでレースで走り過ぎる面があるものですから。負けたレースも一所懸命走ってますし。

◎ダービー出走を辞めてここまで待ったということですが?
 プリンシパルステークスを勝ってダービーへの切符はあったのですが、レースをご覧になってわかると思いますが、2000メートルでもやはり折り合いに専念するのが難しい点は多くありますね。ですからダービーは距離が長いということもあるし、ローテーション的にも間隔を詰めて使うのは辛い。さらにダービーではルメールさんが乗れないということもあって辞めることになりました。オーナーも先々のことを考えてくださって。今回もルメールさんが乗れるから使うということもあるのですよ。一番良くこの馬を知っているジョッキーで臨めるのはいいと思います。

◎レースへ向けて先週の調教はどうだったでしょう?
 先週はルメールさんに乗ってもらって併せ馬で一杯にやりました。ルメールさんは少し太いとコメントしていたのですが、体的には決して太くはないのですが、休み明けの分重く感じたのだと思います。ですから、今週も騎乗したのは助手ですが先週と同じように一杯に行くように考えていました。

◎今週は坂路で併せ馬でしたが。
 先週も併せ馬で、今週も併せ馬で、ということでした。今週は馬場状態は先週より悪いのですが、動きとしては今週の方が良く見えましたね。

◎今回は小回りの福島競馬場ですが?
 そこが今回の一番の不安点といえば不安点ですね。3歳限定戦ということでこのレースを使うのですが、同じ1800のコースでもこれまで一度も1,2コーナーを回ったことがない馬ですから。加えて前半は折り合いに専念せざるを得ないところもある馬ですからね。小回りコースの1800で直線が短い。ルメールさんがあの馬のことを知っているけれども乗り難しいだろうなと思えるところですね。

◎ハンデが56.5となりましたが?
 この馬はオープンを勝ってますしね。56だと他の馬と一緒になってしまいますからね。56か57だろうとは思ってましたけど、その真ん中でしたので、まあいいのかなと思ってますけどね。

◎今回はどのようなレースを期待しますか?
 東京なら直線に向いてから追い出して十分に間に合うのですけど、おそらく前半は折り合いに専念してますから、スパートは早めのほうがいいとは思いますけどね。福島の3コーナーぐらいから動いて行くのではないかと思ってますけど。1,2コーナーを無事にクリアすれば思ったようなレースができると思いますけどね。

◎この馬のセールスポイントはどんな点でしょう?
 瞬発力と勝負根性、この2つでしょうね。ですから、あまり先行させて瞬発力を殺さないようにしないといけないと思いますね。これまでの成績を見ますとね。

◎最後にレースに向けての意気込みなどを聞かせてください。
 このレースの後は夏休みの後、秋に向けて進んでいくわけですが、今のままだとオープン特別勝ちの賞金までですから、ここで賞金を加算させて秋にはどんなレースにも出られるような状態にしておきたいですから、ぜひ皆さんも応援してください。

(取材:佐藤泉)