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 28日(日)に阪神競馬場で行われる第56回宝塚記念(GI・芝2200m)に出走するゴールドシップ(牡6、栗東・須貝尚介厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●ゴールドシップについて須貝尚介調教師
「(天皇賞を振り返って)レース前にはゲート入りを渋って他の馬を待たせてしまい、ゲート再審査になりましたが、それも踏まえて調整してきました。ジョッキーが『秘策がある』と言っていたので、それを見せてもらった気分ですね。

 宝塚記念に向けては、ゲート試験を受けることを想定して調整のメニューを組んできましたし、上手くいったと思います。中間も何も言うことがないくらい、良い感じで来ています。お互いジョッキーとも言う事がないくらい、それだけ良い感じですね。何だか、馬も分かっているような気もします。

 実績のあるコースですから、ゴールドシップの走りを見せてくれれば、と思います。(3連覇がかかっていますが、の問いに)記録は後からついてくるものですし、目の前の事をどれだけやれるか、という意識です。結果、記録が達成されればこれほど光栄な事はないですね。勉強させられることが多い馬ですし。まだまだ馬に教えられる事がたくさんあるので、本当に感謝しています。

 (今年もファン投票1位での出走)沢山の方が応援してくれているんだな、と改めて感じています。ゴールドシップがその思いを感じて走ってくれればと思っています」


●ゴールドシップについて横山典弘騎手
「天皇賞は、ちゃんと走ってくれたので良かったですね。破天荒なレースにはなりましたが、勝てて良かったです。

 中間もすこぶる順調です。ゲート試験も何事もなく、すんなり入ってくれましたし、ゲート試験があったことで逆に長くこっち(栗東)に入れて調整できたので、随分動きも良かったですね。

 (追い切りに関して)先週もお利口さんでしたが、今日も随分リラックスしていました。いつもは攻め馬の前にどうなるかなとドキドキしていますが、今回は(天皇賞の前のように)やんちゃな面を出さなかったので、ホッとしています。(それだけ馬との信頼関係が築けているということですか?の問いに)信頼関係というよりは、たまたま馬がご機嫌だったんでしょう(笑)。

 3連覇のかかるレースに乗せてもらえるなんて、光栄な事です。力さえ発揮してくれればやはり凄い馬ですし、なかなか一筋縄では行かないところも、乗っていて面白いところでもありますね。凄い記録がかかっていますし、僕もレース中、馬の上からゴールドシップを応援して乗りたいと思います。ぜひファンの皆様も、応援をよろしくお願いします」

(共同会見より~取材:大関隼)

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