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阪神11Rのマーメイドステークス(3歳以上GIII・牝馬・芝2000m)は8番人気シャトーブランシュ(藤岡康太騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分00秒5(良)。3/4馬身差の2着に1番人気マリアライト、さらにアタマ差の3着に10番人気パワースポットが入った。

シャトーブランシュは栗東・高橋義忠厩舎の5歳牝馬で、父キングヘイロー、母ブランシェリー(母の父トニービン)。通算成績は22戦4勝。

~レース後のコメント~
1着 シャトーブランシュ(藤岡康太騎手)
「枠がよかったので内をロスなく回って、終いに賭けようと思っていました。有力馬を前に見て、リズムよく走れていましたから、これなら外に出せればと思いましたし、期待通りの脚でした。賞金も加算できましたし、これからもっと大きな舞台でがんばってくれると思います」

(高橋義忠調教師)
「今日は雰囲気がよかったので、もしかしたらと思っていました。調教の内容を少しずつ変えて、馬のパフォーマンスを上げる努力をしてきました。5歳ですが、馬は成長し、力をつけています。今後のことはオーナーと相談して考えます」

2着 マリアライト(蛯名正義騎手)
「人気になっていますから、マークされるのは仕方ありませんし、今日は安全策で外を回って、よくがんばっています。これだけ走れるようになっていますから、馬はよくなっていますし、最後は地力を見せてくれました」

3着 パワースポット(大野拓弥騎手)
「ペースは緩かったのですが、瞬発力があるのでむしろいいと思っていました。持ち味を出せましたし、馬場もこの馬には走りやすく、力を見せてくれたと思います」

4着 ウインプリメーラ(和田竜二騎手)
「自分の形で競馬がしたかったので、大外枠でしたが前へ行きました。余力がありそうでしたが、それでつかまってしまったのは距離なのか、阪神だからなのかはちょっとわかりません。軽い馬場の方がいいのは確かなのですが」

5着 フェリーチェレガロ(川須栄彦騎手)
「ゲートをつっかけるように出たので後ろからになりましたが、リズムを重視して直線に賭ける競馬をしました。いい脚を使ってくれましたし、この形の競馬ができたのは収穫です。芝だとダートのように砂を被って嫌がることもないですし、そのぶん脚をためることができました」

8着 リラヴァティ(松山弘平騎手)
「スタートよく、マイペースでリズムよく運べました。道中の雰囲気もすごくよかったのですが、外が伸びる馬場になってきているのがつらかったですね」

9着 アースライズ(中谷雄太騎手)
「決め手勝負になってしまい、こうなると分が悪いので、流れる展開になってくれた方がいいですね」

10着 メイショウスザンナ(松田大作騎手)
「すごくいい感じでしたし、一瞬きそうな感じでしたが、最後は伸びあぐねました。距離が若干長いのかもしれません」

11着 ベリーフィールズ(加藤祥太騎手)
「馬任せで直線勝負をしましたが、早めに動いた方がよかったかもしれません」

16着 アドマイヤギャラン(小牧太騎手)
「わかりません。4コーナーではいけると思いましたが、馬場が緩かったからなのか......。それにしても負けすぎです」

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