７日（日）に東京競馬場で行われる安田記念に出走を予定しているサクラゴスペルについて尾関知人調教師のコメントは以下の通り。

「今朝の追い切りはポリトラックでの単走でした。天候が微妙で、もう少し雨が強ければ本馬場でやることも考えましたが、ポリトラックでいい結果を出しているので半マイルから気持ち最後を伸ばす感じで予定通りの調教が出来ました。前走の京王杯スプリングカップはあのメンバーを相手に勝って、嬉しいと共に少しビックリしました。その後大きな疲れもなく、いい感じで体重をキープしていて至極順調にここまで来ました。
今回はマイル戦ですが、血統的に距離は心配していません。以前は東京の１４００がべストだと思っていましたが、１６００メートルもしっかり走ってくれます。今年７歳になりましたが、去年から精神面での成長が見られ、競馬に行っても落ち着いて、持っている能力を出せるようになりました。相手や展開に合わせられる自在性も魅力だと思っています。今回はこの馬を一番知っている横山典弘騎手なので、ベストのレースをしてもらえればと考えています。この春は何度かＧＩに出させていただいていますが、とにかく今回もベストの状態で出せるように頑張りたいと思っています。」

（取材：小林雅巳）