【日本ダービー】美浦レポート~ドゥラメンテ [News]
2015/05/28(木) 14:39
 31日(日)に東京競馬場で行われる東京優駿・第82回日本ダービー(GI)に登録をしているドゥラメンテ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)について、追い切り後の堀宣行調教師と騎乗を予定しているミルコ・デムーロ騎手のコメントは以下の通り。

・堀宣行調教師
(ウッドチップコースでの最終追い切りについて)
「今日は、馬体を接した状態での、折り合いを確認したかったです。降ろしたら、なるべく早い段階でそういう態勢に入って、それが確認できれば、直線ではジョッキーに任せるよという話はさせてもらいました。
 一週前は石橋脩騎手に乗ってもらいましたが、折り合い的には完璧というか、本当に良かったです。今週は、馬の気持ちに少しムラがあったというか、ハミを取る所や抜く所が見受けられたので、ジョッキーもその辺を感じて、しっかりと修正してくれるのではないかと思います。動き自体、終いのこなし方などは皐月賞の時よりも一段階良くなっているように見えました」

(前走の皐月賞を振り返って)
「想定外のこともありましたし、激しいレースになったので、使った後の状態というのは一番気になりました。しかし、幸いというか、本当に全く気になる所がありませんでした。本当にないのかという確認には、結構時間をかけました」

(4コーナーで大きく外に膨れたことについては)
「瞬時にトップスピードに入るということと、外に持ち出し、進路を探しながらということ、あと左手前が得意というところで、コーナーを曲がり切る前に早めに左に替えていました。それで、推進力のベクトルが少し向こうに行ってしまったというのが、あの場面だったと思います。基本的には、ジョッキーが馬をどの程度の力で動かしたら動くのかという部分が、競馬に行かないと分からない部分もあります。そういった意味で、ジョッキーは把握したではないでしょうか。稽古の段階とは、馬のレスポンスが全く違うと思いますので、もう1回経験すれば問題ないのではないかと思います」

(前走後の調整について)
「中5週ですと、一旦短期の放牧に出すか、在厩させるかという選択があります。しかし、レースでは通常と違う動きをしていますし、終いもかなり瞬発力のある脚を使っていますので、馬体の傷みなどの把握に時間がかかります。そして馬場入りの状況などをもう1回しっかりとやり直さなきゃいけないということで、在厩調整をさせてもらうことにしました。しかし、その後は馬体の傷みというのはほぼなく、体のこなし自体は逆に良くなっているぐらいです。ただ、中5週ありますので、本番から逆算して、2週間は軽く乗りながらも、今までとは違い、その段階でももう体が増えてくるぐらいの状況でした。その後2週間から、週末から時計を出し始めて、一応、順調に来ています。
 短期間でいろいろと基本的なことは、それほど良くなりません。しかし、悪い方に行っていませんし、着実に進歩していると思っています」

(ゲート練習については?)
「今回も皐月賞と同じ頻度で、練習は行っております。練習の段階では問題ありません」

(初の東京芝2400m、ダービーに向けて)
「当日、馬自身のメンタルが平常心であれば、それほど操縦は難しくないので、こなしてくれると思います。
 ゲートに関しては、特段心配はしていません。しかし、まだ幼いというか、こちらの予期しないことでカッとする場面もあるので、その辺が出なければという心配はあります。
 今週からCコースですし、週末は雨の予報もありますので、あとは枠順や馬場状態ですね。やはり雨が降れば、その分馬場状態の把握には気を遣います。そこが展開のポイントになってくるでしょう。まあ、決めつけず、この馬の能力をしっかり出すことを最優先にさせたいです。
 まだまだ未完成の馬ですが、与えられた期間の中では体調良く、能力を出せる出来で持ってこられていると思います。良い競馬をお見せできればと思います」


・ミルコ・デムーロ騎手
(最終追い切りを終えて)
「すごく良かったです。テンションも良い感じです。すごく良いコンディションです」

(皐月賞を振り返って)
「スタートはあまり良くありませんでした。ポジションは良かったです。サトノクラウンと一緒で、リアルスティールより後ろでした。3コーナーではとても良い手応えでした。4コーナーでは困りました。しかし、直線ではすごく速かったです。ビックリしました。あれほど速い脚は初めてです」

(4コーナーで大きく膨れた場面について)
「本当に難しい馬です。初の右回りもあったのでしょうか、(原因は)分かりません」

(皐月賞と比べて馬の状態は?)
「状態はすごく良い感じですね」

(東京芝2400mについて)
「この馬は東京で走ったこともあります。しかし、1~2コーナーを回るのは初めてです。東京のコースは直線が長いですし、難しいですね。この前は、スタンド前スタートも全然問題なかったのですが、1~2コーナーに気をつけます。そこだけです。」

(歓声が上がるファンの前でのスタートは)
「テンションが上がるので、すごく馬にはプレッシャーがありますね」

(希望の枠順は)
「ありません。どこでも大丈夫です」

(当日に天気について)
「それは分かりません。ただ、アクションはすごく軽いです。どんな馬場になるか、内と外でどうか、良馬場と重馬場でどうか、ちょっと分かりません。チェックしたいと思います。」

(ダービーに対する想い)
「外国人ジョッキーとして勝ったのは僕だけです。今回はJRAジョッキーとして頑張ります。ダービーはすごく重みのあるレースです。世界のどこでも一番重要な競走です。大きな声援をお願いします。ダービーでは頑張ります」

(取材:米田元気)