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 31日(日)に東京競馬場で行われる第129回目黒記念(GII)に登録をしているステラウインド(牡6、美浦・尾関知人厩舎)について、追い切り後の尾関知人調教師のコメントは以下の通り。

(前走の日経賞6着を振り返って)
「その分(3000m以上のレースを2回使ったこと)もあって、比較的レースはしやすかったのではないでしょうか。レコード決着で、メンバーもオープン特別やGIIIよりもちろん強いですし、時計もけっこう速い競馬でした。普通の競馬以上に外枠が良いコースではない中、大外枠でしたし、着順よりも内容的に頑張ってくれたと思います」

(前走後の調整について)
「天皇賞・春に行けたらと思っていましたが、年明けからの3走で疲れが溜まってきた感じがありました。ここでGIに行っても...という感じはありました。ですから、少し休養を挟んで、放牧して、体調をまた回復させました。感じも良くなってきたので、良いタイミングでゆっくりさせられたのかなと思います」

(最終追い切りについて)
「しっかりとした併せ馬ではないのですが、先週は、かなり離れた前に馬を置いて、追走しました。実戦さながらとは言いませんが、気持ちが入るような追い切りを、時計も含めてしっかりと行えました。今週はいつも通りの単走で、終い重点でやりました。最後の反応も良かったですし、良い動きでした」

(この時期の東京は好成績)
「この2回、3回の東京は活躍してくれています。さすがにオープンになると、選べるレースに少ないのですが、牧場に出してからの体調の上昇も良かったので、目黒記念を目標にして、やってきました。本当に暑いのは決して得意ではないと思いますが、この時期は、人も春から夏になるとウキウキしますが、この馬もそういう感じなのでしょうかね」

(再び武豊騎手とのコンビ)
「フランス遠征も含めて、5回目ですか。本当にこの馬のことは良く分かって下さっているジョッキーなので、特に心配なく、頼もしい相棒だと思います。馬自体がどんな競馬でもできるタイプですし、あとは枠順と流れで、ジョッキーも考えてくれるのではないでしょうか」

(意気込み)
「6歳を迎えてまだまだ頑張っていますが、何しろ重賞を勝っていません。どのタイミングになるか分かりませんが、チャレンジし続けて、何とかこの馬と一緒に重賞のタイトルを獲得したいです」

(取材:米田元気)

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