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東京11Rの第63回安田記念(GI、3歳上、芝1600m)は1番人気ロードカナロア(岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分31秒5(良)。クビ差2着に3番人気ショウナンマイティ、さらに3/4馬身差で3着に12番人気ダノンシャークが入った。

ロードカナロアは栗東・安田隆行厩舎の5歳牡馬で、父キングカメハメハ、母レディブラッサム(母の父Storm Cat)。通算成績は16戦11勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ロードカナロア(岩田騎手)
「マイルでももってくれて嬉しく思います。どこからでもいいという気持ちで、内外を見ながらいい位置で競馬が出来ました。少し掛かるところはありましたが、楽な追走で直線弾けてくれました。マイル戦なのでゴールから逆算して、タイミングを計りながら追い出しました。1頭になると遊ぶのに気をつけました。ゴール前で外から来る気配がしたので最後まで気を抜けませんでした。これで秋に向けて幅が広がりました」

2着 ショウナンマイティ(浜中騎手)
「初めての1600mでどうか分かりませんでしたが、期待に応える走りをしてくれました。この馬にGIのタイトルを獲らせてあげたかったので悔しいです。ただ、上手に走ってくれました。次のチャンスに向けて頑張ります」

3着 ダノンシャーク(C・デムーロ騎手)
「前のペースが速く、後ろからの競馬になりました。直線ではいい脚を見せていたのですが、勝ち馬に馬体を当てられて怯んでしまいました。その分、脚色が一緒になって止まりました。それがなかったらどうなっていたかは分かりませんが、いい脚で来ていただけに残念です」

4着 マイネイサベル(松岡騎手)
「3、4コーナーで他馬に邪魔をされてしまいました。アレがなければもう少し前へ来ていたと思います」

7着 ガルボ(石橋脩騎手)
「勝つとしたらこういうレースで、というイメージ通りに乗れました。坂上ではやったかと思うくらいでした。レース上手だし、一生懸命走っています」

8着 ヴィルシーナ(ウィリアムズ騎手)
「すごくいいジャンプスタートで、ヴィクトリアマイルと同じイメージで乗ろうと思っていました。しかし、前が速く、この馬の持ち味であるファイトスピリットが出せませんでした。メンバーが違うといった感じです。決してこんなものではないですが、もう少しタメて行けば良かったです。ペース判断のミスというほどではありませんが、勝ち馬が強かったです」

9着 ダイワマッジョーレ(蛯名騎手)
「道中は内にモタれていましたし、最後も多少ジリジリと来ていますが、以前のようにグーンとエンジンが掛かりませんでした。58キロもあるかもしれません。しかし、まだ若いですし、これからです」

10着 グランプリボス(内田博騎手)
「前が空きませんでした。今日は行きたがっていましたが、あまり行かせると終いの脚をなくしてしまいますからね...。直線では外に出したかったのですが、馬の内に入って行ってしまい、出せませんでした。もう2頭分後ろで追いかけたかったです。いいところにつけて、馬群の間に入って折り合いがつきませんでした。前半、ムキになった分、終い伸びませんでした。しかし、頑張って走っていました」

13着 サダムパテック(武豊騎手)
「何でしょうね...。ガツンと来るものがありません。折り合いはつくのですが、それなりにしか来ません」

14着 カレンブラックヒル(秋山騎手)
「今年に入ってからグンと行くところがありません。以前は折り合いが心配なくらい前進する感じがあったのですが、悪い意味で折り合いがつきます。調教でもそうです。こんな馬ではありませんし、結果が出ないだけに行ってくれた方がいいかもしれません。元に戻って欲しいですね」

15着 スマイルジャック(田辺騎手)
「ブリンカーの効果がありませんでした。もう少し伸びると思いましたが、ブリンカーに慣れていない分かもしれません」

17着 エーシントップ(福永騎手)
「ちょっと力んでいました。斤量が軽いので行かせようと思いましたが、今までと時計が全然違うメンバーでした。しかし、これからの馬です」

18着 シルポート(酒井騎手)
「ある程度スーッと行って、3コーナーでひきつけようと思いましたが、それでも行こうとしたので行かせました。直線に向いても余力があるような感じでした。自分の競馬は出来ましたし、この形を主張していって、次に繋がればいいと思います」

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