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 5月3日(日)に京都競馬場で行われる第151回天皇賞(春)に出走するゴールドシップ(牡6、栗東・須貝尚介厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●ゴールドシップについて須貝尚介調教師
「今朝は坂路で、3歳のオープン馬(ベルラップ)と併せました。1馬身くらい前に相手を行かせて見る形で、あとはジョッキーの思うように負荷をかけてくれれば、とお願いしました。動きが良い時のゴールドシップでしたね。

 阪神大賞典は、岩田騎手が馬の闘争本能をかき立てる意味で、うまくゴールドシップを怒らせてくれました。勝った後に少し歩様に異常があったのであれっと思いましたが、右前脚の蹄球を自分で踏みそうになったんです。吉澤ステーブルでメンテナンスして貰ってすぐに治りましたし、順調に調整して来ることが出来ました。

 一昨年、去年と同じローテーションですし、歩様もすぐ治って全く問題ないですし、オーナーさんの天皇賞で今年は納得できる走りを...という思いもあって使うことにしました。秋の天皇賞はジャスタウェイが頑張ってくれましたし、春もゴールドシップに何とか勝って欲しいな、という気持ちです。ファンの多い馬ですから、天皇賞でもそれに応えるような走りをして欲しいですね。今日は追い切りのあと見えない所でやんちゃな面を見せていたようですが、それくらい元気だと言うことでしょう。万全の状態で臨めるんじゃないかと思います。

 今年は若い世代の上がり馬もいて、頭数も多いですが、横山典弘騎手とゴールドシップに託すだけです。いつも応援して貰ってありがたい気持ちですし、それに応えるような走りを見せられればと思っています」


●ゴールドシップについて横山典弘騎手
「追い切りは凄く良かったですね。順調です。リズム良く走れましたが、追い切りが終わったあとで(須貝調教師が言う)やんちゃどころではありませんでした。危うく落ちるかと思いましたし、疲れました(笑)。

 何が変わった、ということはありません。これだけの馬ですし、素晴らしさは分かっていますから、あとは走るかどうか。頑張ってください、とお願いして乗るだけですね。馬券を買っているファンの方々と気持ちは同じだと思います。ぜひ、ファンの皆さんの声援で走らせてあげてください」

(共同会見より~取材:大関隼)

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