来月２日（日）に東京競馬場で行われる第６３回安田記念（ＧＩ）に出走予定のグロリアスデイズとヘレンスピリット（共に香港）の東京競馬場での調教状況および関係者のコメントは以下の通り。

（東京競馬場・天候：曇、馬場状態：ダート・良）

【グロリアスデイズ（セン・６歳）】
調教時間は７時３５分から７時５９分までで、キンイウ・ヤン調教助手が騎乗した。角馬場で１０分程度ダク、ダートコースでダク１／４周、キャンター１と３／４周という内容だった。

ジョン・サイズ調教師の話
「今年は２度目の来日ということもあり、昨年の経験を生かし、また年齢も一つ重ねて、馬は落ち着いていますし、良い状態にあると思います。
昨年のこのレース（１４着）は、初めての遠征、初めての左回りのレースで、その上外枠だったこともあり、精神的にも馬が戸惑い、競馬にはなりませんでした。しかし、その後帰国し、今シーズンに入ると、ブリンカー装着の効果もあり、また馬体も成長して、成績も上がってきており、前走後も良化してきているので、今回のレースには期待しています。
前走のチャンピオンズマイルは、安田記念に照準を合わせて軽めに調整したことで、ベストの状態ではなかったのと、前残りの展開で先行馬に有利だったため、明日も今日と同じような運動をする予定です。木曜日か金曜日にダートコースで追い切りをする予定です。」

［参考］馬体重：４８０キロ（今日測定）

【ヘレンスピリット（セン・６歳）】
調教時間は７時３６分から７時５６分までで、クリス・ソー調教助手が騎乗した。ダートコースでキャンター１と１／２周、右回りで常歩１／２周するという調教内容だった。

クリス・ソー調教助手の話
「今日は、東京競馬場で初めての調教だったので、少し周りを気にはしていましたが、白井（競馬学校）でも初日はこんな感じでしたし、最初のコーナーを回った頃には落ち着いていたので、全く問題ありません。
もともと、おとなしい馬で香港の賑やかな環境でも落ち着いていますが、東京の広く静かな環境でのびのびと調教を進められるので、さらにいい状態にあると思います。
今のところ、金曜日にモッセ騎手騎乗で、芝コースで追い切りをする予定ですが、来日の前日にも追い切りをこなし、馬体も出来ていますので、それまでは今日と同じくダートで軽い調整を続けます。」

［参考］馬体重：４８６キロ（今日測定）

（ＪＲＡの発表による）