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東京10Rの第80回東京優駿(GI、3歳、芝2400m)は1番人気キズナ(武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分24秒3(良)。1/2馬身差2着に3番人気エピファネイア、さらに1馬身1/4差で3着に8番人気アポロソニックが入った。

キズナは栗東・佐々木晶厩舎の3歳牡馬で、父ディープインパクト、母キャットクイル(母の父Storm Cat)。通算成績は7戦5勝となった。

~レース後のコメント~
1着 キズナ(武豊騎手)
「素晴らしい馬です。ダービーは5回目の制覇ですが、何度勝っても嬉しいです。この馬の良さは分かっていたので、それを生かして乗り、馬が脚を使えるようにしてあげるだけでした。ゴーサインを出した時は、彼の走りでしたし、これで届かなかったら仕方がないと思っていました。(ディープインパクトの仔でダービーを勝てたことは)格別です。そして、まずダービーが大目標でしたし、我々キズナに関係するホースマンの夢を叶えてくれました。今後は、彼を世界№1の馬にさせてあげたいです」

2着 エピファネイア(福永騎手)
「あと1歩のところまでいったのですが...。この馬の有り余る闘志をうまくコントロール出来ませんでした。引っ掛かって少しバランスを崩しましたが、怯むことなく、いいタイミングで抜け出せたので"これなら"と思ったのですが、最後の最後で交わされてしまいました。残念です」

3着 アポロソニック(勝浦騎手)
「よく粘ってくれました。思い通りの形にならなくても力は十分に示してくれました。後ろに脚を使わせる、いい展開になりましたし、最後も差し返してくれました。デキの良さには自信を持っていましたし、現段階で満足のいく結果です。これからもっと良くなるだろうし、この先が楽しみです」

4着 ペプチドアマゾン(藤岡康騎手)
「一瞬、やったと思ったんですけどね。状態は前走以上に良くなっていました。思っていたポジションが取れましたし、コントロールが利いて折り合いもつきました。よく頑張っています。今後が楽しみです」

5着 ロゴタイプ(C・デムーロ騎手)
「いいポジションが取れ、道中もリラックスしていました。いい手応えだったのですが、直線の坂を上ってから伸びを欠いてしまいました。馬は頑張ってくれただけに残念です」

9着 コディーノ(ウィリアムズ騎手)
「ゲートを出る時に躓いてしまいました。3~4番手というポジションを考えていたのですが、行けずに、押して行ったら少し掛かってしまいました。4コーナーを回る時の手応えは問題なかったのですが、最後は止まってしまいました。マイルから2000mで実力を発揮出来る馬ではないでしょうか」

10着 フラムドグロワール(北村宏騎手)
「スタートは遅れましたが、それほどではありませんでした。外枠だったので、1、2コーナーを回る時に脚を使いました。前半は頑張ってポジションを押し上げていい位置を取れました。最後は苦しくなってもあきらめずに動いてくれました。坂の途中で伸びるかと思いましたが、ジリジリという感じでした」

16着 クラウンレガーロ(三浦騎手)
「道中、トモを気にしていました。後ろの馬に乗りかけられていて、初めての距離でこれでは厳しいですね」

18着 ミヤジタイガ(松山騎手)
「大外枠が影響しましたね。位置を取りに行くのに脚を使ってしまいました。内枠からロスなく、出たなりでの競馬が理想でしたから、厳しい形になってしまいました」

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