中山３Ｒのメイクデビュー中山（ダート１２００ｍ）は、４番人気コパノハリスン（吉田隼人騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分１４秒１。１馬身半差の２着に６番人気ショーピースが、クビ差の３着に１番人気コウギョウゴールドがそれぞれ入線。

コパノハリスンは美浦・奥平雅士厩舎の２歳牡馬で、父サウスヴィグラス、母コパノジャーノー（母の父エリシオ）。

レース後のコメント
１着　コパノハリスン（吉田隼人騎手）
「今週の調教に乗せてもらって、おとなしく気持ちが入っていないという印象でした。しかし、それが逆に余計なことをしないという面につながったのだと思います。競馬では普段通り落ち着いていました。３～４コーナーの勝負どころで置かれ気味になりましたが、持ちこたえてがんばってくれました。課題はありますが、しっかりと走ってくれてよかったです」

（奥平雅士調教師）
「昨日ゲート練習をして、あまり出が速くなかったので、じっくり行こうとジョッキーに伝えました。うまく前も引っ張ってくれましたし、最後も伸びてくれました。芝のスタートは悪くなさそうなので、脚に負担がなければ芝も試してみたいです。体型と血統などから短距離ですね。まだパンとしていませんが、初戦で勝てたのは偉かったです」

２着　ショーピース（柴田善臣騎手）
「我が強いところがあります。芝でも大丈夫ではないでしょうか」

３着　コウギョウゴールド（柴田大知騎手）
「いいモノを持っています。次は慣れてくれればと思います」

４着　タマモヴィオーラ（津村明秀騎手）
「気が勝っていて、ゲートの中でソワソワしていました。まだ体がしっかりしていないので、内にモタれていました。まだまだよくなってくるでしょう」

中山６Ｒのメイクデビュー中山（芝２０００ｍ）は、２番人気マッサビエル（勝浦正樹騎手）が勝利した。勝ちタイムは２分０５秒２。半馬身差の２着に５番人気タマモボレロが、５馬身差の３着に１番人気レッドサバスがそれぞれ入線。

マッサビエルは美浦・小笠倫弘厩舎の２歳牡馬で、父ハービンジャー、母メジロルルド（母の父サンデーサイレンス）。

レース後のコメント
１着　マッサビエル（勝浦正樹騎手）
「すごい被害を受けましたが、立て直していきました。いいモノがあると感じていましたし、長くいい脚を使ってくれて、強かったです。まだ遊んでいる感じなので今後が楽しみな馬です」

２着　タマモボレロ（吉田隼人騎手）
「１コーナーでゴチャついていましたが、そこから出して、位置はよかったです。抜け出してからはしっかりと伸びていましたが、あれで差されるのだから仕方がありません。イライラしそうなところがあるので、そこだけですね」

６着　サンララミー（長岡禎仁騎手）
「いい位置がとれましたし、直線では狭いところを割ってくれました。初戦としてはいいのではないでしょうか」

７着　マリネーラ（三浦皇成騎手）
「姉に似て、切れそうな感じがあります。馬群の中で競馬ができましたし、脚も使っています。まだ調教で攻め込んでいませんし、テンションもちょうどよく、これからよくなるでしょう」