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 今週はもう有馬記念。いよいよラストウィークに入った今、11月の主な万馬券を振り返ります。11月の大万馬券とWIN5の結果は以下の通りです。

11月 1日(土)京都・2レース  3連単341万5070円(実況担当・大関)
11月 1日(土)京都・5レース  3連単133万4190円(実況担当・大関)
11月 2日(日)京都・1レース  3連単176万9260円(実況担当・檜川)
11月 2日(日)福島・2レース  3連単119万830円 (実況担当・小林)
11月 2日(日)福島・9レース  3連単350万5540円(実況担当・木和田)
11月 8日(土)東京・伊勢佐木特別3連単184万6490円(実況担当・小塚)
11月24日(月)東京・鷹巣山特別 3連単172万8980円(実況担当・中野)
11月30日(日)京都・3レース  3連単101万1510円(実況担当・檜川)
11月30日(日)京都・京阪杯   3連単202万9240円(実況担当・山本)

★11月 1日(日) 天皇賞(秋)
東京 10R(2番人気)・11R(5番人気)            ...舩山アナ    
京都 10R(2番人気)・11R(1番人気)            ...山本アナ
福島 11R(4番人気)                      ...木和田アナ
<払戻金> 38万7370円

★11月 9日(日) アルゼンチン共和国杯&みやこS
東京 10R(1番人気)・11R(2番人気)            ...小林アナ    
京都 10R(3番人気)・11R(2番人気)            ...大関アナ
福島 11R(1番人気)                      ...中野アナ
<払戻金> 32万4170円

★11月16日(日) エリザベス女王杯&福島記念
東京 10R(1番人気)・11R(13番人気)           ...小塚アナ    
京都 10R(4番人気)・11R(3番人気)            ...檜川アナ
福島 11R(6番人気)                      ...小林アナ
<払戻金> 2055万4060円

★11月23日(日) マイルチャンピオンシップ
東京 10R(11番人気)・11R(10番人気)         ...木和田アナ    
京都 9R(4番人気)・10R(16番人気)・11R(8番人気)  ...佐藤アナ
<払戻金> 的中なし(キャリーオーバー 4億1163万1640円)

★11月24日(日) 東京スポーツ杯2歳S
東京 10R(2番人気)・11R(4番人気)           ...中野アナ    
京都 9R(4番人気)・10R(2番人気)・11R(3番人気)   ...舩山アナ
<払戻金> 154万1710円

★11月30日(日) ジャパンC&京阪杯
東京 10R(7番人気)・11R(4番人気)           ...小林アナ    
京都 10R(8番人気)・11R(2番人気)・12R(5番人気)  ...山本アナ
<払戻金> 1億2566万5940円

 まず11月の月間MVPの発表です。MVPは2人選出されました。まず1人目は大関アナです。341万5070円と133万4190円のレースは同じ11月1日のレースで、しかもどちらも単勝まで万馬券だったのです。1日に2度も単勝万馬券のレースを実況することは大変稀なことです。この点が特に評価されたようです。
そして、もう1人のMVPは、佐藤アナです。佐藤アナは11月23日の京都の後半を実況しました。そう、マイルチャンピオンシップの日です。ご存知のようにあの日のWIN5は的中なしでキャリーオーバーが4億1163万1640円も出ました。そしてマイルチャンピオンシップの前の花園ステークスも最低人気の馬が勝ち、単勝が3万1150円という大荒れでした。今回の選考委員会では以下のような意見が出ていました。
「あの馬が勝った時、これは次のマイルチャンピオンシップは堅くおさまるのではと思ったのだが...」「私もそう考えた。しかし、3番人気のフィエロが8番人気のダノンシャークに敗れてWIN5の的中がなくなってしまった。フィエロが勝っていれば的中はたったの1票で、『誰か』が4億1163万もの大金を手にすることが出来たのだが...」「あの2頭の差はわずか5センチだったということだ。5センチで4億が消えてしまったわけで、その『誰か』はゴールの瞬間、どんな精神状態だったのだろう」「まさにあのレースは『4億が消えた歴史的レース』として永久に日本競馬史に残ることだろう」
以上です。歴史的レースを実況したということが評価され、佐藤アナもMVPに選出されたのでした。
さて、穴ウンサーリーディングです。首位は変わりなく8割1分3厘の米田アナです。しかし、その後の順位には変動がありました。中野アナが11月は48打数43安打と数多く万馬券レースを実況して8割5厘まで打率を上げて2位に浮上しました。はたして上がり33秒台前半の末脚で追い込む中野アナは届くのでしょうか?3位は8割2厘の佐藤アナです。差がなく7割9分9厘の小塚アナが4位につけています。ここまでの4人が栄光のリーディングアナウンサーの座を手にする可能性があると言えそうです。
一方、殿とブービーは変わりません。殿は7割4分4厘の檜川アナ、そしてブービーは7割6分1厘の大関アナで、どうやら後ろの2人は決まってしまったようです。
さぁ、2014年も今週で終わります。有馬記念はどのようなレースになるのでしょう。今年も実況を担当するのは舩山アナです。言わずと知れた『1番人気キラー』で、今年も舩山アナが実況した重賞レースで1番人気の馬が勝ったのは新潟記念だけです。しかし、ここ2年は舩山アナが実況したのに1番人気の馬が勝っています。2度あることは3度あるのでしょうか。それとも3度目の正直で...。
有馬記念は、2つに分かれるレースだと私は考えています。1つは「大感動ドラマチック有馬記念」で、もう1つは「なんなんだドッチラケ有馬記念」です。私はそろそろドッチラケの番だと思っています。7年前、9番人気のマツリダゴッホが勝ち、勝利騎手インタビューの時に蛯名騎手が心無いファンから「空気読めよ~!」と言われたものでしたが、あの有馬記念も舩山アナが実況していたのです。今年はあのシラ~っとした雰囲気に中山競馬場が包まれるのでないかと思っています。皆さんはどうでしょう、どっちの有馬記念になるとお考えですか?

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