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26日(日)東京競馬場で行われる日本ダービー(GI)に出走予定のヒラボクディープ(牡3 美浦・国枝栄)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●ヒラボクディープについて国枝栄調教師

「先週ある程度やっているので、今朝の最終追い切りはスムーズな調整をしようということで。併走馬より先行して、リズム良く調教を終えられました。状態はいいと思います。カイ食いがよく、体に芯が通ってきたという気がします。

青葉賞はいい位置取りで、スローの流れで前を見ながら、終いはきっちりととらえてくれました。その前走からここまで、体に幅が出てきて、気持ちも少しずつどっしりしてきている気がします。行儀の悪いところがあるので、そのあたりをなだめつつ、いい方向に向いてきています。

世代のトップが出走してきますし、相手は相当手強いと思っています。レースでどこまでやれるか、楽しみにしています。

競馬の世界はダービーが一つの基軸。それにチャレンジして、できたら勝ちたいです。無事ここまできているので、運が向いてくれれば。いい気候で、競馬が盛り上がるハイライトですからね。いい競馬をお見せできればと思っています」


●ヒラボクディープについて蛯名正義騎手

「青葉賞は上手にレースができて、うまくいったという感じです。自分の競馬をしてどこまでできるかといったところで、自分の力を出し切れたので。本番と同じコースを経験できたこともよかったです。

今日の最終追い切りをすぐ横から見ていました。乗っていないので分かりませんが、見た感じでは前走と同じような感じで来ているのではないでしょうか。

皐月賞組は強いですし、こちらはチャレンジャー。前走は権利を取るのに目一杯という競馬で、そうしないとここに出てこられませんでしたから。時計的にはあと2秒は詰めないと。他の有力どころはそのぐらいで走ってくるでしょうからね。

(逆に、皐月賞組にない強みは?)
東京向きということもあり、こちらはダービーを目標に、皐月賞をパスしてゆったり持ってこれているというところはあると思います。

今回は、返し馬が非常にプレッシャーです。ものすごく元気のいい馬なので...。落ちないように、返し馬を無事に終えるということが、いま一番思っていることです。返し馬の最初のところは前走でも危なっかしかったし、調教でも振り落としたりというところがあるので、そのエネルギーをうまくレースに生かしてくれればいいのですが。

この舞台に出られるのは同世代7000頭余りの中の18頭、そして18人ですから。ここに出られることを嬉しく思いますし、感謝もしています。楽しんで乗れたらと思います。そして、この馬の力を出せるように、頑張るだけです」


(取材:小塚歩)

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