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中山5Rのメイクデビュー中山(2歳新馬、牝馬限定、ダート1200m)は3番人気トラストレイカ(横山典弘騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分14秒2(稍重)。1馬身1/4差2着に1番人気スズダリア、さらにクビ差で3着に6番人気イオが入った。

トラストレイカは美浦・尾関知人厩舎の2歳牝馬で、父ケイムホーム、母シャコージュノー(母の父ノーザンテースト)。

~レース後のコメント~
1着 トラストレイカ(尾関知人調教師)
「横山典弘ジョッキーは、"3コーナーくらいで押さえ切れなくなって、終いは伸びないのではないかと思いましたが、何とか頑張ってくれました"とのことでした。6月にはデビューさせる予定だったのですが、骨折してしまい、その後30キロ増えて別馬のようになりました。芝かダートかどちらがいいかと思いましたが、調教の動きとブリーズアップセール出身の馬ということで、ダートを使いました。ただ、芝での感触も良かったですし、ジョッキーもそう言っていました。この先は芝で良さが出てくればいいですね。マイルを1回試して、長ければ短くしようというイメージです」

2着 スズダリア(後藤騎手)
「何とか2着を確保してくれました。いい格好で回って来たというところは評価出来ると思います。ゲートは練習で手こずったようですが、今日は出てくれました。緩急がつかず、行って粘らせるタイプの馬です。脚はないかもしれません。次回はさらにうまくスタートを切ってくれればと思います」

3着 イオ(丸山騎手)
「入厩して早い段階でレースに臨んだので、その分、最後は鈍ったでしょうか。それでも最後まで頑張ってくれました」

4着 オンユアマーク(三浦騎手)
「頭が高くなる馬なので、芝の部分で浮ついてしまいました。ハミを取ってくれませんでしたが、ダートに入って取ってくれました。砂を被って競馬が出来たので、次につながるでしょう」

5着 テイクミーホーム(蛯名騎手)
「トモがまだ緩く、周りを気にしていました。返し馬から出て行かない感じだったので、ジワッと行って、終いはジリジリという感じでした。道中の感じからもう少し伸びても良かったのですが...。レースに慣れていって欲しいと思います。距離はもう少しあった方がいいかもしれません」


中山6Rのメイクデビュー中山(2歳新馬、芝1600m)は6番人気ヤングマンパワー(松岡正海騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分37秒9(良)。2馬身差2着に8番人気ウォークロニクル、さらに1馬身3/4差で3着に4番人気ディアエスタードが入った。

ヤングマンパワーは美浦・手塚貴久厩舎の2歳牡馬で、父スニッツェル、母スナップショット(母の父サンデーサイレンス)。

~レース後のコメント~
1着 ヤングマンパワー(松岡騎手)
「調教で能力の高さを感じていました。アルフレードに似ていると思いました。レースでは馬を怖がるところを見せましたが、そのあたりは今後の課題でしょう。切れ味がすごいので、距離はマイルくらいがいいのではないでしょうか。来年が楽しみです」

(手塚貴久調教師)
「勝ち方は良かったのですが、頭は高く、道中フワッとするところがありました。終いはしっかりしているので、その終いの脚を生かせる競馬をさせていきたいです」

4着 ロイヤルスピリッツ(蛯名騎手)
「素直で一生懸命走る馬ですが、ハーツクライの産駒でもあり、あまり器用ではないので、広いコースの方がいいのではないかと思います」

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