12月4日(木)「クイーン賞(船橋)はトロワボヌールが制す」ほか [全国競馬情報]
2014/12/04(木) 18:48
●●ダートグレード競走の結果●●
<3日(水)>
・船橋競馬場(天候・晴 馬場状態・重)で第60回デイリー盃クイーン賞(JpnIII、1800m、14頭立て)が行われ、圧倒的1番人気に推されたトロワボヌール(JRA)が重賞初制覇を飾った。
 レースは3番人気のブルーチッパー(JRA)が逃げ、2番人気のカチューシャ(JRA)、エミーズパラダイス(船橋)、4番人気のアクティビューティ(JRA)、シラヤマヒメ(大井)が好位を追走、1番人気のトロワボヌールは中団につける展開となった。
 4コーナーを前にして、ブルーチッパー、カチューシャ、アクティビューティが形成する先行集団の直後に、トロワボヌールが接近。直線では、外に持ち出したトロワボヌールが抜け出し、食い下がるアクティビューティに1馬身1/2差をつけてゴール。タイムは1分53秒0だった。
 3着にはブルーチッパーが入り、地方勢では後方4番手からレースを進めたタッチデュール(笠松)がメンバー最速の上がりタイム38秒6をマークして4着、このレースが161戦目のトウホクビジン(笠松)が大外から差を詰め5着に健闘した。2番人気だったカチューシャは6着に敗れた。
 トロワボヌールは父バゴ、母チューニー(母父サンデーサイレンス)の牝馬4歳、毛色は鹿毛。JRA美浦・畠山吉宏厩舎所属。デビューから芝のレースを走ってきたが、今年に入りダートへ路線を変更。2月の初戦を含め、10月までにダートで計4勝を挙げてオープン入り。前走のJBCレディスクラシック(JpnI、盛岡)で交流重賞に初挑戦、サンビスタの2着に敗れた。通算17戦6勝(中央15戦5勝)、重賞は芝・ダート合わせて4度目の挑戦で初制覇。
レース後のコメントは以下の通り。

1着 トロワボヌール(戸崎圭太騎手)
「昨日、調教で乗りましたが、大人しく、「言うことなし」という感じで、自信を持ってレースに臨めました。予定通り、逃げる馬を見ながらレースを進めて、道中の我慢もでき、しっかりと走ってくれました。センスの高い馬で、これからもいいパフォーマンスを見せてくれると思います」

(畠山吉宏調教師)
「前走の後、一度美浦に戻り、山元トレセンに放牧へ出しましたが、状態はいい意味で平行線でした。戸崎騎手は、船橋は乗り慣れていて、前を射程圏に入れながら、うまくレースを運んでくれました。やはり仕掛けのタイミングなどを熟知しています。(馬自身は)小回りコースに慣れてきたので、まだまだ伸びしろはあると思っています。次は、年明けのTCK女王盃(大井)の予定です」

2着 アクティビューティ(内田博幸騎手)
「切れる馬ではないので早めにいきました。しかし、勝ち馬にぴったりと後ろにつけられてしまいました。よくがんばっていると思いますが、相手が強かったです」

3着 ブルーチッパー(幸英明騎手)
「前走の時よりも状態が良く、マイペースで行かせてもらえて、自分の競馬はできました。ただ、交わされた時には、抵抗できませんでした。徐々にこのクラスに慣れてくると思います」

6着 カチューシャ(岩田康誠騎手)
「道中は楽に2番手につけられましたが、最後は脚が上がりました。楽な競馬をさせたつもりでしたし、牝馬限定のレースで、なんとかまとめてくれるのでは、と思っていましたが、ゴール前でピタッと止まってしまいました」

(取材:小林雅巳)


●●重賞レースの結果●●
<4日(木)>
・園田競馬場(天候・雨 馬場状態・不良)で行われた第57回園田金盃(第10競走・3歳以上・ダート1870m・1着賞金700万円)は11頭が出走した。
 3番人気となったトーコーニーケが先手を取って逃げ、最後まで逃げねばり1馬身半の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分59秒6。勝利騎手は兵庫の川原正一。単勝1.6倍の1番人気となったハルイチバンは道中4番手の内でレースを進め、最後は2周目の3コーナーで外から2番手に上がったラヴフェアリーと並んでゴールに入った。写真判定の結果、ハルイチバンとラヴフェアリーが2着同着となり、4着はシルクシンフォニーで5着がニシノイーグル。2番人気となったトーコーガイアは7着に終わった。
 トーコーニーケは、父キングカメハメハ、母ナリタフローラ(母父サンデーサイレンス)という血統の牝3歳黒鹿毛馬。兵庫の吉行龍穂厩舎所属。昨年6月にデビューして、今年1月の園田クイーンセレクションを制して重賞初制覇。6月の川崎の関東オークスでは2着だった。通算成績は16戦7勝(中央競馬は未出走)となった。


●●小山信行騎手(愛知)が韓国で期間限定騎乗●●
・名古屋競馬所属の小山信行騎手(瀬戸口悟厩舎所属)が、韓国の釜山慶南競馬場で期間限定騎乗を行うことになった。期間は2014年12月4日から4カ月間の予定。

<小山 信行(おやま のぶゆき)>
1968年11月28日生 46歳
1992年4月20日デビュー
地方通算 10237戦 577勝 (2014年12月3日終了時点)
期間 2014年12月4日から4カ月(予定)

(名古屋けいばオフィシャルサイトによる)


●●JRA交流競走の勝ち馬●●
<3日(水)>
●名古屋(天候:晴 馬場:重)
★名古屋CCヴァルカン賞(第9競走・3歳以上・ダート1400m・9頭立て)
 アグネスチャンス・牝4歳・JRA栗東:森秀行厩舎・父アグネスタキオン
<4日(木)>
●船橋(天候:雨 馬場:重)
★フェイスフルステッキ特別(第8競走・3歳以上・ダート1800m・14頭立て)
 モリデンバーグ・牡4歳・浦和:山越光厩舎・父プリサイスエンド
●園田(天候:雨 馬場:不良)
★円山川特別(第9競走・3歳以上・ダート1400m・9頭立て)
 ノボキャビア・牝3歳・JRA栗東:森秀行厩舎・父ノボジャック

(担当:小林雅巳)