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 今年も残り1ヵ月と少し...。ここで10月の万馬券を振り返ります。10月の大万馬券とWIN5の結果は以下の通りです。

10月14日(火)京都・4レース 3連単 123万8680円(実況担当・大関)
10月25日(土)東京・4レース 3連単 262万2230円(実況担当・舩山)
10月26日(日)東京・6レース 3連単 247万70円  (実況担当・小林)

★10月 5日(日) スプリンターズS
新潟  9R(1番人気)・10R(5番人気)・11R(13番人気) ...小塚アナ    
阪神 10R(2番人気)・11R(3番人気)             ...佐藤アナ
<払戻金> 377万9450円

★10月12日(日) 毎日王冠
東京  9R(7番人気)・10R(1番人気)・11R(8番人気)  ...舩山アナ    
京都 10R(1番人気)・11R(13番人気)            ...檜川アナ
<払戻金> 2億3253万1180円

★10月19日(日) 秋華賞
東京 10R(1番人気)・11R(1番人気)            ...中野アナ    
京都 10R(1番人気)・11R(3番人気)            ...檜川アナ
福島 11R(2番人気)                       ...山本アナ
<払戻金> 16万4060円

★10月26日(日) 菊花賞
東京 10R(6番人気)・11R(9番人気)            ...舩山アナ    
京都 10R(1番人気)・11R(3番人気)            ...中野アナ
福島 11R(3番人気)                       ...小塚アナ
<払戻金> 3165万6790円

 まず月間MVPの発表です。10月はなんと100万超の大万馬券がたったの3つしか出ませんでした。最高配当も262万ですから、「該当者なし」となってもおかしくはないのですが、MVPは選出されました。10月のMVPは、舩山アナです。舩山アナは記念すべき史上初の2億円超えのWIN5のレースを実況したことが評価されました。あの10月12日の京都のメインも13番人気が勝ったので、それを実況した檜川アナも認められて「2人ともMVPでよいのではないか?」という声が選考委員会で出ました。しかし、「あのオパールステークスは2着が1番人気、3着が2番人気で3連単は38万馬券でしかなかった。それでMVPとはいかがなものか」という反対意見も出て、10月の最高配当を実況した舩山アナがMVPとなったのでした。
リーディング争いでは、米田アナが8割1分3厘で依然として首位の座をキープしています。その後は混戦で8割4厘の小塚アナが2位、8割2厘の佐藤アナが3位で、差がなく8割1厘の私小林が4位となっています。リーディングアナは最後までもつれそうです。
一方、殿は変わりました。9月終了時点でブービーだった檜川アナが10月もふるわず、7割4分9厘で殿となりました。相変わらず檜川アナはコンスタントに万馬券を実況することがありません。そしてブービーが大関アナとなりました。打率を7割6分7厘まで落としています。どうも関西の二人はここが指定席のようです。これまで殿を争っていた木和田アナは7割6分9厘で8位に浮上しています。
さて、先週の日曜の16日、私はすごいものを見ました。穴党はこうあるべきだという姿勢を学びました。それは福島記念から始まりました。ある人物、ここではAさんとしておきましょう。そのAさんは福島記念が終わって、「ああ、フィロパトールを3着にした3連単を買っていたんですよ~!」と悔しそうに言ったのです。1番人気のメイショウナルトを12番人気のフィロパトールがかわして3着になれば8000倍以上の馬券になったのだそうです。その後のエリザベス女王杯では「あああ、フーラブライドはクビ差で4着だぁ~!」と嘆きました。10番人気のフーラブライドを3着にした3連単で勝負したそうです。そして極め付きは福島の最終レースの相馬特別でした。レース後に「ああああ!グレンデールが2着かよ。この馬は最低の16番人気なんですよ!」なんと最低人気の馬を3着にした3連単で勝負したと言うのです。「最低人気ですから3着でもかなりついたはずですよ。悔しい~!」とAさんは歯軋りしていました。まだあります。止めは京都の最終レースのドンカスターカップでした。ゴールインの瞬間、「ああ、ヴィクタシアが3着だ!キンシザイルが3着なら...」Aさんは10番人気のキンシザイルを3着にした3連単を買っていたところゴール寸前クビ差でキンシザイルが4着になったのでした。ヴィクタシアが1番人気でしたから、キンシザイルが3着ならかなりの高配当になったそうです。「ああ、今日は4着病だぁ~!もうグレてやる~!!」とAさんは叫んでいました。
結果としてAさんはハズしてしまいました。しかし、私は素晴らしいと思いました。あくまで人気薄の馬から狙い、ハズしても最後まで弱気にならずに自分のスタンスを守って万馬券を狙うAさん。彼こそ「穴党」の鑑です。愚かな私は一つ二つハズすと守りに入って人気馬から堅い馬券で損失補填しようとしてしまうのですが、やはりそれではイケナイのです。徹底的に人気薄の馬から勝負するべきなのです。しかし、私には最低人気の馬から狙う勇気がありません。そして、悲しいかなその資金もありません...。

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