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11月2日(日)東京競馬場で行われる第150回天皇賞(GI)に出走予定のフェノーメノ(牡5 美浦・戸田博文厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

○フェノーメノについて斎藤吉則調教助手

「先週、蛯名騎手に乗ってもらい、直線しっかり追ってもらいました。今週の最終追い切りはのびのび走らせて、最後も気を抜かせないようにある程度しっかりやりました。いい調教ができたと思います。

春の天皇賞のあとは秋に備えて宝塚記念には使わずにいい状態で放牧に出しました。時間的にも余裕を持って厩舎に戻り、じっくり調教を積んできました。去年は宝塚記念を使って、結果的にはその疲れが抜けずに、秋はまるまる休養することになりました。そういった意味でも、無理しなかったぶんいい状態で戻ってこられたと思います。

(2年前は3歳馬として挑戦して2着)
当時は古馬との比較など難しい面があったと思いますが、そのときの2着というのがものさしになるというか、この馬も古馬になればもっとよくなるだろうと確信できました。ダービーでも2着ですし、得意の舞台だと思っています。

この馬の持ち味は、好位で競馬をしてロングスパート、いい脚を長く使えます。そういった競馬が理想です。春の天皇賞を2勝していますが、本質的にはステイヤーではないと思います。適しているのは2000mから2400mあたりだと思います。

秋はここから3戦を予定しています。この後のレースに向けても弾みをつけたいです」

(取材:小塚歩)

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