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 京都競馬場では最終レース終了後、JRAのGIレース6勝を含む通算938勝を挙げた佐藤哲三騎手(栗東・フリー)の引退式がウイナーズサークルで行われた。

 なお、引退後はスポーツ紙競馬評論家、ラジオ競馬番組コメンテーター、大山ヒルズの騎乗技術アドバイザーとなる予定。

 引退式では、関係者の方々からの花束贈呈のほか、京都競馬場に来場したファンからのメッセージパネルも贈呈された。プレゼンターは、110名の中から選ばれた樫本安紀(かしもと・あき)さんが務めた。

★佐藤哲三騎手のコメント
約2年間騎乗していないジョッキーのために、今日はこんなにも皆さんに残っていただいてありがたいと思っています。怪我をしてから自分の体を見て、これからどうなるのかと心配していたのですが、いろんなジョッキーにお見舞いに来ていただいたり、ファンの方にもたくさんありがたい言葉をいただいて、ジョッキーのありがたみがとてもわかりました。これからは、ファンの人と競馬を盛り上げて、JRAのジョッキーの皆さんを素直に応援したいなあ、そしてファンの人に僕の経験を全部伝えたいなあと思い、新しい仕事を誇りを持ってやっていこうと思います。来週からは皆さんと一緒に馬券を買いたいと思っています。あたらないと思っているので、そこから勉強しようと思っています。「競馬とは何ぞや」というのを教えてください。26年間本当にありがとうございました。

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