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 屈腱炎による長い休養後、マイラーズカップを圧勝し真の復活を賭けて臨んだ安田記念では不良馬場に泣いたワールドエース。この秋こそGI制覇の期待がかかる。

 最終調整を翌日に控えて池江調教師に話を聞いた。

●ワールドエース(池江泰寿調教師)

◎5着だった安田記念を振り返ってください。
状態は良くて期待していたのですが、馬場が悪くなりましたからね。弾むようなフットワークをしている馬なので、緩い馬場が堪えたのかなと思います。

◎レース後の疲れは大きかったでしょうか?
全体的に疲労がなかなか取れなかったのですが、夏場はノーザンファームでリフレッシュして。牧場スタッフがしっかりケアしてくれたのでその辺はしっかりリフレッシュして戻ってきました。

◎帰ってきて今の状態はどうでしょうか?
もともと(レースを)叩いて良くなるので。先週の動きを見るとまだいかにも休み明けという感じでしたから、今週のレースへ向けての調教と今回のレースを使って、次の秋の天皇賞あたりでしっかりと走れるような体に持って行けると思います。

◎目指すは天皇賞ですね。
そうですね。GI級の能力のある馬なのでしっかりGIを勝たせてやりたいと思っています。

◎今回、距離は1800メートルとなりますが。
毎日王冠はハイレベルな馬が沢山出てきてペースもそんなに緩くならないのでスムーズに折り合えるのではないかと思っています。

◎ワールドエースにとって開幕週の馬場はどうでしょう?
時計の出る馬場を得意にしていますので、プラスになると思います。

◎どんなレースをイメージしていますか?
今回、久しぶりに小牧騎手に乗ってもらうのですが、3歳の時にきさらぎ賞で強い勝ち方をしていますので、コースは違うんですが距離は同じ1800メートルですので、あの時のような豪快な差し脚を見せてくれるんじゃないかと思います。

◎レースに向けての意気込みをお聞かせください。
ダービーでも1番人気とファンの皆さんがいつも支持してくれるのですが、なかなかGIを勝たせることができていないので、ここで弾みをつけて、この秋は絶対にGIを取らせてやりたいと思っていますので、ぜひ注目して頂きたいと思います。

(取材:佐藤泉)

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