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 12日(日)東京競馬場で行われる第65回毎日王冠(GII)に登録をしているスピルバーグ(牡5、美浦・藤沢和雄厩舎)について、藤沢和雄調教師と北村宏司騎手のコメントは以下の通り。

・藤沢和雄調教師
(前走のメイステークスを振り返って)
「たくさんレースを使ってはいないのですが、競馬の内容はとても良くて、喜んでいます。初めての古馬オープンだったのですが、強かったと思います。」

(その後の調整について)
「その後もう一戦したかったのですが、骨瘤ということで心配だったので休養させました。ひと月前から厩舎に入って調教をしています。順調に調教をしているので、前走ぐらいの感じで調整できています。」

(成長している点は?)
「大きな馬で、順調にレース数を使えなかったのですが、ずいぶん逞しくなってきたので、これからは順調に行くと思います。のんびりとした子供っぽい馬という点は変わりません。」

(1週前追い切りについて)
「調教はあまり動く馬ではありませんが、彼にしては順調に来ていると思います。北村宏司騎手が乗りましたが、順調だということです。」

(今回にレースについて)
「前回は強かったのですが、今回はメンバーも重賞を勝つなど強い馬たちがたくさん出ているので、大変だと思います。東京は上手に走れるので期待しています。デビュー当初は後ろからの競馬一辺倒だったのですが、この頃は中団ぐらいから競馬ができるので、またそのような感じで競馬をしてもらいたいです。直線でエンジンがかかってから素晴らしい動きをするのがこの馬の良い所です。今回はメンバーが強いですが、東京では頑張っているので、応援して下さい。」


・北村宏司騎手
(3連勝の内容を振り返って)
「ここのところ、体が丈夫になりつつあります。去年の秋に2勝しまして、その後休み明けでまた勝ってくれて、やっとここまで来たという感じです。体質がすごく弱くて、なかなか調教も負荷をかけづらかったですし、弱い所を何とか修正しながら競馬を使うという感じでした。その辺が力の付いてきたところではないでしょうか。中間の調教なども乗っていましたが、(デビュー当初と比べて)今はだいぶ逞しさが出てきました。もともと性格は従順で乗りやすかったのですが、中身の方が良くなったのかなと思います。」

(一週前追い切りについて)
「その前の段階でも、何回か感触はつかんでいました。しかし、レースまでの最後の週は変則になってしまいますので、先週の時点である程度負荷をかけようということは言われていました。やる気がありましたし、一生懸命前の馬を追いかけていたので、良い感触でした。」

(今回のレースについて)
「東京コースは合っていると思います。開幕週で馬場も良いと思いますので、走りやすいのではないでしょうか。末脚が切れますし、東京の直線を生かせるような、力を発揮しやすい条件だと思います。ここまで来ると良いメンバーが出てきますが、胸を借りるつもりで頑張りたいです。あまり他の馬に影響される方ではないので、自分の走りができれば良いですね。休み休みですが、ここまで来ましたので、私も楽しみにしています。良い騎乗ができるように頑張ります。」

(取材:米田元気)

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