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 19日(日)に東京競馬場で行われる優駿牝馬(オークス)に出走を予定しているサクラプレジールについて、追い切り後の尾関知人調教師のコメントは以下の通り。

「デビューが遅くなってしまった馬が、わずか2戦でGIに出られるわけで、2歳の頃を思うとよくここまできてくれたなという感じです。
前走は騎手がうまく乗ってくれて、馬もよく頑張ったと思います。前走後は様子を見て、桜花賞ではいい競馬をするのは難しいと思いました。デビューが遅く、これからが楽しみな馬だからと考えて、オーナーと相談してオークス一本にすることに決めたのです。
この中間は痛いところもなく、飼い葉もよく食べています。カリカリしたところがなくどっしりとしていて、先々週、先週と横山典弘騎手に乗ってもらいましたが、彼も精神面の強さを評価していました。2ヶ月ぶりとなり、心肺機能を高めるためにも長めの調教をしてきましたが、今朝の追いきりでは坂路での併せ馬で49秒4-35秒5-11秒9という時計をマークしました。予定より速くなりましたが、馬が無理をしているわけではなく、それだけ調子がいいのだろうと考えています。前走の後から心身共に成長していて手応えを感じています。前走では体が減っていましたが、今度は480キロ前後になるでしょう。
クセのある馬ではなく、東京コースも経験していますし、距離も心配ありません。レースでは展開や流れをよんで騎手がうまくゴールに導いて欲しいと思っています。
今回は有力馬にディープインパクトの産駒が多いのですが、この馬の父のサクラプレジデントも素質のある名馬だったと思っています。サクラプレジールの活躍によって、またサクラプレジデントも注目されるようになればいいと思っています。」

(取材:小林雅巳)

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