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 5日(日)新潟競馬場で行われる第48回スプリンターズステークス(GI)に出走予定のセイコーライコウについて、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●鈴木康弘調教師
「今朝は坂路で2本、合わせて少し強めの調教になりましたが、速い時計の出る馬ではありませんから、追い切りとしては、これで良かったと思います。調教では動かなくても、競馬へ行ってしっかり走る馬ですから、時計も指示通りですし、いい追い切りができました。

 今年は残暑も厳しくなく、非常に涼しく、暑さが得意ではないこの馬にとって良かったです。そしてセイコウーライコウは、新潟の馬場がとても得意で、スプリンターズステークスも、12年振りに新潟で行われます。この追い風に乗って行きたいと思います。

 1000mの直線競馬で2勝ですから、1000mが良いのかもしれません。ただ、それまではコーナー2つの1200mで成績を残していますから、問題はありません。イメージ的には、枠順は真ん中、左右、前後に馬を置いて、包まれるような感じでレースをと考えています。

 今年、非常に安定して走って、結果も出ていますから、もう一ふんばりして、スプリンターズステークスでも安定感ある走りをしてくれれば、結果に繋がると思います。

 今回が、私にとっても最後のGIのチャンスかもしれません。まず無事に走ってほしいですし、そして悔いの無いレースを、馬も私もしたいと思います」


●柴田善臣騎手(追い切りには騎乗せず)
「やっとGIを使えるようになったことに、ひとまずホッとしています。この馬は2年間のブランクがありましたから、立ち直れるのか心配でしたが、途中から気持ちを思い出したように、競馬っぷりも良くなってきました。

 強い馬も出てきますから、楽な競馬はできないと思いますが、この馬自身も、今凄く充実していますので、ある程度は、太刀打ちできると思っています。

 今の新潟の馬場は、見た目の通り、内が掘れて荒れてきてはいますが、芝の根つきがいいのか、使い始めから例年よりも状態が良く、それがまだもっています。ちょっとでも渋ると、内は通れませんけど、乾いた状態なら、普通に内を通って競馬ができる状態です。

 できれば、内枠が欲しいですね。内枠からうまく立ち回っていければというイメージを持っています。流れによっては外を回らなければならないでしょうけど、できれば、そうなって欲しいと思っています。そして行く馬も結構いますし、皆スピードがありますから、少し後ろからの競馬になるかなと思います」

(取材:中野雷太)

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