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 5日(日)新潟競馬場で行われる第48回スプリンターズステークス(GI)に出走予定のガルボについて、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●清水英克調教師
「函館スプリントステークスは、現地で状態が良いと聞いていたので、ひょっとしたらと思いながら見ていました。展開もはまり、いいレースができたと思います。この馬は年と共に、集中して走れる距離が短くなってきました。そこで距離を短くしていこうと、スタッフと話していた中で1200mを使ったのですが、してやったりでしたね(笑)。

 その後はキーンランドカップも考えましたが、暑さに弱いのでここまで待ちました。予定通りのメニューをこなせましたし、長距離輸送もありますから、日曜日を本追い切りにして、ビッシリ追ってもらいました。今朝の追い切りも合格点です。

 今の新潟は、先行馬も残っているのが気になりますが、小細工無しでいきたいと思います。出たなりの位置につけて、直線抜け出すような競馬をイメージしています。相手は強いですけど、やってみなければわかりません、(GI制覇を)狙っていきますよ」


●津村騎手(追い切りには騎乗せず)
「函館スプリントステークスは、この馬が1200mをあまり走ってなかったので、半信半疑な面も沢山ありました。スタートはあまり出ませんでしたが、どんな競馬でもできる馬ですから、慌てず、この馬の競馬をしたら、うまくいきました。58kgを背負って、いい勝ち方でした。久々にこの馬に乗って、パワーアップしているなと感じましたけど、以前から、凄く乗りやすい馬です。

 北海道シリーズを終えて、新潟では9月に入ってから騎乗していますが、新潟の馬場状態は、だいぶ芝も荒れてきて、特に内回りは、コースどりも難しいなと感じています。またその週、その週で馬場状態が違うので、今からどう乗るかは決めず、土日の競馬を見て考えたいと思います。

 僕にとっても、馬にとっても、初GI制覇のチャンスです。何とかこのチャンスを全力で掴めるように頑張りたいと思います」

(取材:中野雷太)

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