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 ダービー馬ワンアンドオンリーがいよいよレースに復帰する。
今朝は坂路調教組のほぼ最後に真打登場という形で馬場に入っての調整。併走馬をギリギリ捉えたかどうかという形で時計もそれほど速くはなかったがまずまずの走りを見せた。

 調教後の関係者への共同インタビューの内容は以下のとおり。

●ワンアンドオンリー(橋口弘次郎調教師)

◎いよいよ秋初戦ですね。
早いものですね。あれから3ヶ月半ですからね。

◎ファンも楽しみにこの馬を待っていましたが、まずダービーを振り返ってください。
後方一辺倒ではなくいい位置に付けて直線で抜け出すという理想的な競馬をしてくれました。追ってから伸びる馬ですからイスラボニータに並んだ時には「よしやった!」という感じでしたよ。

◎以前に「直線に向いて並んだら大丈夫」と話しておられましたね。
その通りですね。追い比べになったら負けないだろうというのは弥生賞、皐月賞で証明済みでしたからね。

◎ダービーの後は疲れなどはなかったでしょうか?
そんなにはありませんでしたよ。レース後すぐに大山ヒルズに行きましたからね。その後で大山ヒルズで会った時もハツラツとしていて貫禄さえおぼえましたよ。

◎その後はどのような調整をしていたのでしょうか?
先月の21日に帰ってきて、その後は使うレースは決まっているわけですから、それに合わせたメニューを順調に消化して来ましたよ。

◎今朝の調整について教えてください。
最後の1ハロンは追って行くようにと指示したんですけどね。

◎評価はいかがですか?
想定内ですね。

◎先週と比べて変わった点はありますか?
調教時計というのは馬場状態、時間帯で変わりますからね。だから動き自体は変わりません。ダービーの時と変わらないですね。

◎ひと夏越えて馬体などに変化は見られますか?
見た目にはそう変化はありませんけどね。担当者は乗った時に逞しさを感じたと言ってますから、先週の横山騎手もそう言ってましたし、多少は逞しくなったんでしょうね。見た目にはそんなには見えませんけどね。

◎今回のレースはどこがポイントになりますか?
どんな位置取りをするのかがひとつポイントになると思いますよ。

◎その位置取りについてはイメージはできていますか?
ジョッキー自身が感性で乗る人で、ゲートを出てみないとわからない人ですからね。

◎じゃ、当日にジョッキーと話をされてということでしょうか?
いえ、話はしません。お任せです。

◎秋初戦、どのようなレースを期待されますか?
何と言ってもダービー馬ですから、ダービー馬として恥じないレースをしてくれることですね。

◎最後にファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
ダービー馬の走りをとくとご覧ください。

(取材:佐藤泉)

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