２１日（日）に新潟競馬場で行われるセントライト記念に出走を予定しているイスラボニータについて佐藤調教助手のコメントは以下の通り。

「春はいつもいつも自分の力を出して、ダービーこそ悔しい思いをしましたが、一生懸命走ってくれて、いい春を送れたと思っています。ダービーの後は山元トレセンや北海道に放牧に出して８月１３日に美浦に戻ってきました。春はバタバタするところがありましたが、精神的に成長して無駄なことをしなくなりました。大人になってきています。体も１０キロぐらい増えているかもしれません。ボリュームアップして大人のかっこになってきました。
先週は蛯名騎手が追い切りに乗って、いい感触を持ってくれたようです。『変わらずに順調だね』と言ってくれて良い追い切りでした。今朝は輸送もあるのでウッドコースでの併せ馬で、しまいサーッと流す程度でしたが良い併せ馬が出来たと思います。こちらに戻ってからは思ったとおり、予定通りの調整が出来ました。久々ですが、十分この馬の力を出すことが出来ると思っています。
新潟は昨年走っていますし、器用に立ち回ることが出来る馬なので内回りコースも気にしていません。成長して戻ってきたこの馬の競馬をファンに見てもらえたらと思っています。そして秋の本番に向けて良いスタートを切りたいですね」

（取材：小林雅巳）