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 新潟でのデビュー戦では最後の600メートルを32秒7という強烈な脚で先行各馬をごぼう抜きしたナヴィオンはコースの整備が終わった7時半過ぎに坂路コースに入り同じ厩舎の馬を先行させてそれを追いかける形の調整。早々と抜き去って楽々とゴールを駆け抜けた。前日の雨で時計のかかるコンディションの中で800メートルのタイムは52秒台。
今朝はワンアンドオンリーも厩舎に戻って初めて坂路で時計を出したが、ダービー馬と同じ厩舎ゆかりのハーツクライ産駒。期待は大きい。

 調教後の関係者のコメントは以下のとおり。

●ナヴィオン(橋口弘次郎調教師)

◎デビュー戦は見事な脚を見せての勝利でしたがレースを振り返ってください。
調教の良さがそのままレースに出ましたね。追ってしっかりしている馬という印象は持っていたのですが、レースでもそうでしたからね。

◎上がり32秒台はかなり速いのではないですか?
速いですね。こちらが想定したよりはるかに速い時計ですね。

◎キャリア1戦ですが、この馬を気に入っている点は何でしょう?
何と言っても豪快な差し脚は印象付けられましたね。

◎今朝の調教の内容を教えていただけますか?
今日は相手は未勝利馬だったのですが、だいたい想定した通りの動き、時計でしたね。

◎今回の手応えはいかがですか?
初戦であんな豪快なレースをしてくれたんですから、当然期待はしますよね。

◎ふだんはどういう馬ですか?
従順な扱いやすい馬です。本当に大人しいというか落ち着いているというか手のかからないいい子ですよ。

◎ダービー馬と同じハーツクライの産駒ですがハーツクライの特徴が出ていますか?
う~ん、ハーツクライの仔で同じ澄んだ目をしていますが、体型はあまり似ていませんね。ワンアンドオンリーはどちらかと言えば脚の長い細めの馬ですけど、こちらは脚もあまり長いとは言えないし、体全体に丸みがありますね。

◎今回のレースはどんなレースになりそうですか?
ジョッキー任せで行きたいと思っていますので、私は能力を100パーセント出せるような馬を作っていくだけですね。

◎今後はどんな馬に育って欲しいとお考えですか?
それはもう来年のクラシック戦線をにぎわすような馬になって欲しいなと思ってますよ。

◎勢いがある馬ですから期待できそうですね?
今回どんなレースをしてくれるか期待しているんですけどね。

(取材:佐藤泉)

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