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 24日(日)に小倉競馬場で行われるサマースプリントシリーズ第4戦=第49回北九州記念(GIII・芝1200m)に出走するニンジャ(牡5、栗東・宮徹厩舎)について、騎乗する酒井学騎手のコメントは以下の通り。

●ニンジャについて酒井学騎手(追い切りには騎乗せず)
「CBC賞で初めて乗るときに、この馬の過去のレースはチェックしていました。あまり急かすと掛かったり、気が良すぎてしまうので、道中なるべくリラックスして走らせれば良い脚を使える馬だとイメージしていました。実際にレースに行くと大外枠で前に壁が作れなくて、ちょっと行きたがる面はありましたが、一度押さえ込もうとしたらさらに行こうとする面を見せたので、喧嘩するよりは...と枠なりですーっと行かせました。いつもよりは少し前のポジションになりましたが、直線では前の馬を射程圏に入れた位置から終いもしっかり反応してくれました。イメージ通り、馬と喧嘩しなければ最後にその分お釣りを残せる、ということが掴めましたね。

 この中間は追い切りには乗っていないのですが、順調に来ているということは聞いています。細かいレースのイメージはまだ作っていませんが、小倉の馬場もだいぶ内が緩くなってきているので、そこは頭に入れて運ぼうと思います。

 僕自身にとっても、久々に重賞2勝目を挙げられたレース(2009年にサンダルフォンで勝った北九州記念が、酒井学騎手にとっておよそ7年10か月ぶりとなる2度目のJRA重賞制覇)ですし、他にも軽ハンデの馬で上位に来た相性の良いレースだと思っています。今年も十分にチャンスのある馬に乗せて頂けますし、結果を意識して乗りたいですね。小倉もこの馬には合っていると思いますし、馬の力を120パーセント発揮できるような乗り方をしたいと思います」

(取材:大関隼)

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