１０日（日）に小倉競馬場で行われる第５０回小倉記念（ＧIII・芝２０００ｍ）に出走するマーティンボロ（牡５、栗東・友道康夫厩舎）について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●マーティンボロについて安田晋司調教助手
「中日新聞杯は馬の状態も良かったですし、ハンデも生かして良い競馬をしてくれました。今までは直線に坂のないコースを選んで使ってきましたが、坂のあるコースを克服してくれたので、馬がだいぶ良くなってきたなと感じましたね。

　その後はエプソムカップに使う予定でしたが、飛節が腫れたので大事を取りました。ただ、今は飛節も大丈夫ですし、このレースに向けて順調に乗り込めています。

　今朝はウッドコースで併せ馬、最初はセーブ気味に入ってゴールの所で併せられるようにという指示でした。藤岡佑介騎手に乗ってもらいましたが、感触も良かったということなので、レースに向けて仕上がったと思います。

　小倉は相性も良いですし、好走してくれると期待しています。ここで良い結果を出して、次は新潟記念へ使いたいと考えています。サマー２０００シリーズを獲れればと思っていますから、応援をよろしくお願いします」

（取材：大関隼）