お知らせ:

競馬実況web

 今月10日(日)新潟競馬場で行われる第6回レパードステークス(GIII)に登録をしているアジアエクスプレス(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)について、追い切り後の平塚淳一調教助手のコメントは以下の通り。

(前走のユニコーンS12着を振り返って)
「ジョッキーは、ダート戦では揉まれると弱い所があると言っていました。下見所からゲート裏までのアプローチを見ても、燃えるような所がなかったというか、ファイティングポーズを取るような所が一つもありませんでした。前走の前は運動をしているだけでも発汗がきつかったり、腹が薄く見えたりしたので、落ち着かせることを主眼に置いて調教をしていました。その辺も影響があったかなと思うので、今回はピリッとした仕上げになるようにやってきました。」

(前走後の調整について)
「今回はダート仕様ということで、もう少し腹回りがガチッとしてくれるように、飼い葉を食べさせました。中間はジョッキーを乗せて、ブリンカーを付けて、ダートで2本追い切りました。乗り役を乗せれば少しは速くなるかと思ったのですが、結構良い時計でした。先週わりとやっているので、今週は坂路で助手が乗ってサッとやるように言われました。2週続けてやっている分、こちらが思ったよりも速くなってしまいましたが、自然に出た時計でした。前走は、最終追い切りもピリッとしない感覚もあったのですが、それから比べれば随分と気持ちと体の面で満足いく追い切りだったと思います。」

(理想の位置取りについて)
「早めに外へ出せる展開だと良いのですが、競馬なのでそういうわけにはいかない場面もあります。その点もフォローできるように考えていきたいと思います。」

(今回のレースについて)
「追えば追うだけ、ぐんぐんと一段二段とギアが上がってきて、最後の直線もぐんぐんと伸びてくるような形で勝ってきました。もう一回その姿を見せられたら良いなと思います。アジアエクスプレスはこんなものではないと思っているファンの方に、やはり大丈夫だなと思ってもらえるような競馬にしたいと思います。応援よろしくお願いします。」

(取材:米田元気)

お知らせ

お知らせ一覧