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 12日(日)東京競馬場で行われる第8回ヴィクトリアマイル(GI)に出走予定のサウンドオブハートについて、追い切り後の松山調教師のコメントは以下の通り。

「前走はよく頑張ってくれました。元々、かなりの素質がありましたから、ある程度の期待をしていましたが、桜花賞で膝を痛め、復帰に時間がかかりました。ですが、そこで大事にしたことが、今に生きていると思います。

 手強い相手に勝ってきましたから、多少は自信を持ちたいところですが、今回はまた別格な牝馬が沢山出てきます。一概に、男馬を負かしたから、頭一つ抜けているということでは無いと思っています。

 前走後は、全く順調です。非常に安定した状態できています。今朝、実は追い切りをどうするか迷ったのですが、府中の競馬ですから、先週は抑え気味、今朝は終い重点にし、馬は普段と同じく、平常心で上がってきました。

 仕上がりは良いですよ。前走時と比べても遜色ありませんし、気持ちが安定していますから、全く変わりません。少し良いくらいにも感じます。

 前走みたいな競馬ができれば、ひけはとりません。接戦の中に入っていくと期待はしていますが、相手も、馬場も違いますから、どんな風に走ってくれるのか楽しみにしています。

 コースが初めてであることに対しては、あまり大きな心配はしていません。ジョッキーとの折り合いがついてくれればと思いますが、池添騎手も、自信を持って乗ってくれていますから、心配していません。折り合いをつけて競馬ができれば、上手くいけば、接戦から抜けられると思っています。

 こういう馬には、中々巡り合えません。何か、僕には運があるなと思っています。マイナス面がなく、理想的な馬、そのくらいの馬です。期待に応えられる競馬をしてくれればと思いますので、応援よろしくお願いします」

(取材:中野雷太)

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