5月7日(火)「かしわ記念(船橋)はホッコータルマエが4連勝でGI初制覇」ほか [全国競馬情報]
2013/05/07(火) 16:56
●●かしわ記念(船橋)はホッコータルマエが4連勝でGI初制覇●●

 船橋競馬場(天候・晴、馬場状態・良)で行われた、ダートグレード競走・第25回かしわ記念(第11レース・JpnI・1600m・1着賞金6000万円)は、南関東5頭、JRAから5頭、他地区から1頭の、合わせて11頭で争われた。
 レースは、好スタートを切ったJRAのエスポワールシチーが、スタンド前でピエールタイガーに競りかけられるも1コーナーからはすんなりと先頭に立ち序盤を迎える。3番手には地元・船橋のナイキマドリード、その後ろにホッコータルマエ、テスタマッタ、ローマンレジェンドの順でJRA勢が続いた。
 動きがあったのは3~4コーナー。楽に逃げるエスポワールシチーに、ホッコータルマエが手綱を動かしながらも差を詰め、これを見たローマンレジェンドも動く。
 直線に入って、粘るエスポワールシチーに徐々に並びかけたホッコータルマエが、最後は1馬身1/2の差抜け出して優勝。2番人気だった。勝ちタイムは1分37秒8。かしわ記念4回目の制覇を狙ったエスポワールシチーが2着は守り、1馬身差の3着に1番人気ローマンレジェンドが入った。JRA所属馬5頭が上位独占という結果になった。
 ホッコータルマエは、父がキングカメハメハ、母マダムチェロキー(その父Cherokee Run)という血統の牡4歳鹿毛馬。鞍上は幸英明騎手。JRA栗東・西浦勝一厩舎の所属。通算成績は17戦8勝。重賞は、今年の佐賀記念、名古屋大賞典、アンタレスステークスに続いて4連勝で、通算では5勝目。GIは初めての制覇となった。

 レース後の関係者のコメントは以下の通り。

1着ホッコータルマエ(幸英明騎手)
「スタートは速いし、器用な馬なので、1600mは心配していませんでした。エスポワールシチーを射程圏に入れてレースをしました。良い結果が出せて良かったです。」

(西浦調教師)
「レースセンスが良く、乗り役の意のままに動いてくれます。調教を積むたびに、そしてレースを使うたびに力をつけています。今が充実している時です。騎手が跨るとオンになるように、馬自身がオンとオフの切り替えがしっかりできています。だからこそレースでも集中できます。今は、筋肉の付き具合などまだまだ完成していない所もありますが、完成に近づいてはいます。今後は帝王賞を目指し、夏は休養し、秋は中央のGI・ジャパンカップダートを目標に、無事に馬を育てていきたいです。」

2着エスポワールシチー(浜中俊騎手)
「内枠でポケットに包まれるのは嫌だったので、行くなら行く、それでも他の馬が行くなら番手で構えようと思っていました。実際レースでは、スピードを生かして、この馬の競馬ができました。勝ち馬が強かったです。負けたのは残念ですが、8歳になって初めて乗ってすごいなと思いましたし、このレベルでやっていける力を証明してくれました。」

3着ローマンレジェンド(岩田康誠騎手)
「小回りの1600mは忙しいです。すごいスピードの流れに戸惑っていました。休み明けというのもありましたが、ズブくなってきたのは確かです。帝王賞の2000mなら違うと思います。」

4着テスタマッタ(戸崎圭太騎手)
「1~2コーナーで引っかかりました。しかし、すぐに落ち着きましたし、最後までしっかり走ってはいました。」

(取材:舩山陽司、米田元気)


●●その他の各地重賞レース結果●●

・3日(金)に門別競馬場で行われたサッポロビール杯第3回コスモバルク記念(第11レース・1800m・13頭立て)は、1番人気の牝馬ショウリダバンザイ(井上俊彦騎手)が後続に3馬身の差をつける快勝を見せた。勝ちタイムは1分55秒5。2着に4番人気ジョーモルデューで、4馬身差の3着が3番人気ハタノゼフィロスとなった。
 勝ったショウリダバンザイは、父がプリサイスエンド、母オレンジスペシャル(その父ジェイドロバリー)という血統の牝6歳の鹿毛馬。北海道・林和弘厩舎の所属。通算成績は30戦10勝で、3歳時に浦和桜花賞などを制しており、重賞は7勝目となった。

・3日(金)に名古屋競馬場で行われた3歳牝馬の重賞・グランダムジャパン2013豊明市長賞第19回東海クイーンカップ(第10レース・1600m・12頭立て)は、3番人気のウォータープライド(兒島真二騎手)が道中2番手追走から4コーナーで早目に先頭に立ち、3馬身差の快勝。勝ちタイムは1分43秒0だった。1番人気のピッチシフターは2着に敗れ、2馬身差の3着に6番人気アラマサシャープが入った。
 勝ったウォータープライドは、父マイネルラヴ、母キョウワセイラン(その父タイキシャトル)という血統の牝3歳の黒鹿毛馬。愛知・塚田隆男厩舎の所属。通算成績は11戦7勝。重賞は、前走の若草賞に続いて連覇で、通算では4勝目となった。

・3日(金)に園田競馬場で行われた第49回兵庫大賞典(第11レース・1870m・12頭立て)は、2番人気のエリモアラルマ(下原理騎手)が後方集団から徐々に差を詰め、1/2馬身差捉えて勝利。勝ちタイムは2分00秒2だった。唯一の牝馬3番人気のエーシンアガペーが2着で、2馬身1/2差の3着に6番人気のダイナミックグロウが入った。
 勝ったエリモアラルマは、父アフリート、母アランダ(その父サンデーサイレンス)という血統の牡7歳の鹿毛馬。兵庫・盛本信春厩舎の所属。通算成績は45戦9勝で、3月の六甲盃に続き重賞連覇となった。

・4日(土)に盛岡競馬場で行われた3歳馬の重賞・兼平製麺所杯第26回やまびこ賞(第10レース・1800m・12頭立て)は、2番人気のハカタドンタク(山本政聡騎手)が逃げ切って優勝。重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分56秒5だった。4馬身差の2着に3番人気ハワイアンリゾート、クビ差の3着が6番人気トーホクノホシという結果。
 勝ったハカタドンタクは、父フレンチデピュティ、母トリックアート(その父ダンスインザダーク)という血統の牡3歳の栗毛馬。岩手・板垣吉則厩舎の所属。通算成績は15戦4勝。

・5日(日)に金沢競馬場で行われた農林水産大臣賞典第61回北國王冠(第10レース・2300m・11頭立て)は、1番人気のナムラダイキチ(畑中信司騎手)が序盤は2番手から2コーナーで先頭に並びかけ、向正面で先頭に変わり、直線でも後続を離し4馬身差の圧勝だった。2着に4番人気タートルベイ、2番人気のジャングルスマイルはさらに5馬身離された3着に敗れた。
 勝ったナムラダイキチは、父スパイキュール、母ナムラビャクレン(その父チーフベアハート)という血統の牡5歳の鹿毛馬。金沢・藤木一男厩舎の所属。通算成績は34戦22勝。重賞はオグリキャップ記念に続き連勝、通算では11勝目となった。


●●石川倭騎手(北海道)初勝利を飾る●●

 ホッカイドウ競馬から今年デビューした石川倭騎手(米川昇厩舎)が、3日(金)の門別競馬第4レースでアラマサアルデに騎乗し、デビュー6戦目で初勝利を飾った。

 石川倭騎手 初勝利コメント
「やっと勝ててホッとしました。これからもたくさん勝ちたいです。応援よろしくお願いします。」

 石川倭(いしかわ やまと)騎手プロフィール
生年月日 平成7年4月10日
出身地  富山県
血液型  B型
身長   167.5cm
体重   46.9キロ

(ホッカイドウ競馬の発表による)


●●斉藤弘光調教師(名古屋)が引退●●

名古屋けいば所属の斉藤弘光調教師が、平成25年5月3日をもって一身上の都合により引退することになった。
斉藤弘光調教師は、東海菊花賞を4勝し、笠松で行われた全国交流の第7回全日本サラブレッドカップをマルブツセカイオーで制覇するなど調教師としての実力を発揮し、第6回(95年)、第7回(96年)NARグランプリ受賞馬にマルブツセカイオーを育てあげた。

斉藤調教師のプロフィールは、下記の通り。

氏名    斉藤 弘光
生年月日  1942年5月15日 (71歳)
調教師免許取得 1972年12月1日
現役期間 40年4か月(調教師)
生涯成績 9406戦1309勝(勝率13.9%)

(名古屋けいばオフィシャルサイトの情報による)


●●2歳戦の勝ち馬●●

・3日(金)に門別競馬場で行われたJRA認定牝馬限定のフレッシュチャレンジ(第6レース・1000m・7頭立て)は、2番人気のキャニオンシャインが1馬身1/2差でデビュー戦を飾った。勝ちタイムは1分03秒8だった。メイショウサムソン産駒のキャニオンシャインは北海道・米川伸也厩舎の管理馬。

・3日(金)に門別競馬場で行われたJRA認定フレッシュチャレンジ(第7レース・1200m・7頭立て)は、2番手追走のパンパカパーティが9馬身差の圧勝となった。勝ちタイムは1分16秒1。パンパカパーティはサイレントディール産駒で、北海道・田中淳司厩舎の管理馬。